×から〇へ

★中学入学準備講座のご案内★
2月17日より、4月に中学校入学を控える小学校6年生を対象に中学入学準備講座を開催致します。
中学校入学後を見据えた勉強の土台を築くことを重視し、指導させて頂きます。
ご興味御座います方は是非一度教室までご連絡下さい。

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今日は祝日ということで、
教室では3年生が受験勉強に、1・2年生は定期テストに向けてモリモリ勉強しています。

今日は丸付けについてです。

まず最初に断言します。
×を付けることに抵抗がある生徒は伸びません。

当たり前のように思えるかもしれませんが、
これを堂々とやってしまうようでは成長は望めません。

解答を見てそのまま答えだけを写して〇、
ちょっとした計算ミスやクエスチョンマーク忘れなどを訂正して〇、
自ら成長の芽を摘み取っているようなものです。

これまでたくさんの中学生の勉強を見てきましたが、
はっきりと言い切ります。

テストでの×は嬉しいものではありませんが、
普段の勉強の×はむしろ喜ばしいものです。

自分のできていないところが分かるので、
本番で間違わないために、弱点を埋めることができますからね。

むしろ×を付けることの方が最終的には自分にとってプラスになるんです。
それを勘違いしている小、中学生が多いこともまた現実です。

ですので入塾して間もない生徒には、
まずはその部分の意識を変えるところから懇々と伝えていきます。

ただその際に忘れてはいけないこととして、
間違えた問題はテキストに必ず☑を入れておきましょう。

一度間違えたということはその時点では出来ていなかったということです。
解答解説を読んでその場では分かるようになったかもしれません。

が、一日空くとどうでしょうか?
一週間後にはどうでしょうか?

それを確認するためにもテキストに☑を入れて、
少し時間を置いてからできるようになっているかを確認します。

これが理解と定着の違いです。

最終的には定着を目指さなければいけません。

なので、できなかったことを出来るようにするためには丸付けがものすごく重要な意味を持ちます。
全て丸のノートやワークにはあまり価値は有りません。
むしろたくさん×やチェックが付いている方がはるかに良いのです。

心の声としてはこうです。

「うわ、やべっ!間違えたΣ(゚д゚lll)(ケシケシケシ)
うん、これでOK!全部丸だぜ!」
ちっとも良くありません。
自分の成長のチャンスを逃しています。

「うぉっ!間違えた!(赤ペンで堂々と✖、そしてテキストにも☑)
ふっ、これでまた賢くなるぜ。明日は解いてやるからな(; ・`д・´)」
こうですね。
これがテストで高得点を獲る生徒の心の中です。

自分の丸付け時と照らし合わせてみましょうね。

そしてもう一つ。
正確な丸付けが出来ているかどうかです。

昨日も1年生のノートを見ていてあまりにも漢字間違いが多いことに気が付きました。
初期徴動
班状組織
消化器管
元冠
新鸞
1年生の皆さん、全て訂正できますか?
これは実際に昨日みんなのノートから見つけた漢字間違いです。

合っていると先入観を持って丸付けをするのではなく、
自分のできていないところがどこかないかとアンテナを張り巡らせて、
その弱点を埋めるという意識が絶対に必要です。

分かってはいるけど漢字間違いで不正解、減点、
あまりにももったいなく、悔しいですよね?

そういう部分にも注意を向けてみましょう。

来週の今日にはテスト本番です。
モチベーションを上げつつ、細部の修正もしっかりとやっていきましょうね。