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先日も少し書きましたが、高校生がテスト期間、またはテスト直前です。
教室では15期生、14期生が空いている教室や座席を使ってテスト勉強に励んでいます。

中学生の頃の彼らのテスト勉強に対する意識は相当に高く、
方法についてもしっかりと確立できていました。

なので高校生になっても大丈夫だろうと思っていたのですが、
話を聞いてみるとどうやら必ずしもそうではないようです。

某高校では今日の科目に『化学』があるようですが、
「ワーク何週くらいやったの？」
と聞くと、
「3周はやりました！」
「まだ2周です…。」
「1周もしてません………。」
と返事は様々でした。

中学校時代には定期テストの鬼と称されたSは、
噂によると相当危機的な状況にいるようです。

彼らによると、
「中学校の時はやらざるを得ない環境だったからやれていた。」
という意見が大半です。

どうしても自宅などでは気が緩み、
思ったほど集中力を保って勉強することができないようです。

そんな自分に鞭を入れるべく、
教室に来て自学に励んでいるようです。

今の私にできることはと言えば、
空いている座席を貸し出すという環境面でのサポートしかありません。

残念ながら高校生の質問には答えられるものと答えられないものがあります。
「解ける」と「教えられる」は別物なので、
ましてや私はこういう性格なので、
高校生になった彼らへの質問対応はほとんどしません。

それでも慣れ親しんだ場所で勉強したいということであれば、
喜んで座席を貸すことはできます。
（対策講習中や季節講習中は難しいかもしれません）

彼らの顔を見ることが出来るだけで、
私は嬉しいですしね。

やはり勉強をする上では環境がものすごく大切です。

集中できる場所、
刺激を与えられる、もらえる仲間、
そうしたことを中学生の時に経験した卒塾生、
そして現在それを感じている塾生、
これは紛れもなく皆で創り上げてきたものです。

いつでも勉強できる場所を、
みんなにとってそういう空間で在り続けられるように、
今日もみんなで一緒に勉強していきますね。