人は人、自分は自分

各中学校のテスト日程が少しずつ分かってきましたが、
今年度はどうやら6月末に集中しているようです。

市中総体が6月中旬ですから、
それが終わってからは約一週間あることになります。

総体前は大会を目前に控える生徒にとっては、
体力的にも、気持ち的にも勉強へと向かう気持ちが弱くなることを考えると、
やはりテスト勉強を早く始めるに越したことはありません。

先日3年生には学校ワークへや受験勉強への取り組みについて話をしましたが、
早速実践している生徒がいましたね。

こういう素直さはすごく大切です。

そうそう3年生と言えば、
明らかに目の色が変わってきた生徒もいます。

授業中の姿勢もそう、休み時間の過ごし方もそう、
一気にスイッチが入ったことを感じさせてくれます。

これは全学年に共通して言えることですが、
授業中に間違えた問題は必ず解き直しをすること、
全員に確認したばかりです。

それを受けてか、
授業が終了するとすぐに解き直しに取り組んでいるようです。
16期生のTがまさにそうでした。

彼は授業後すぐに解き直しをして、
そうした復習を積み重ねて力を付け、県内トップ校へと進学していきました。

やるべきことはやる、
やらなければいけないことをやる、
全ては自分のためです。

これからの一年間を考えると、
所属する部活動によって勉強に使うことが出来る時間は、
時期によって大きく異なります。

例えば、
市中総体で引退する生徒は6月、
県、東北、全国となると7月、8月と後ろに延びます。

吹奏楽となると9月、10月ですし、
クラブチームだともっと後ろになる可能性もあります。

そういう人とは異なる状況において、
周りに合わせる必要は全くありません。

自分は自分です。

なのでまずは自分のこの一年の計画を考えてみてください。
ほとんどの受験生は7月から、遅くとも夏休みから本気で受験勉強を始めます。

本気と言うのは、自分が使える時間のすべてを受験勉強に使うという意味です。
そうやって周りが勉強に打ち込んでいる間、
自分には部活動があるのであれば、
それだけで差が開いたり埋まったりしますし、
気持ち的に焦りも出始めます。

だからこそ今、この時期から少しずつ蓄えていくべきなんです。

何を?どうやって?どのくらい?
ということについては昨日の授業後に具体的に話しましたね。

全てをやろうとするのではなく、
反復が前提で進めるべきです。
そして単元を絞ることでそれは可能になります。

「日本地理」「電流」等、
一つでもいいのでこの春にがっちりと固めておくことで、
必ず後の自分に大きなメリットとなるはずです。

昨日の話を聞いて少しでも思うこと、考えることがあるのであれば、
すぐにでも行動に移してみましょうね。

あ、その前に全員が今日やらなければいけないことがありましたね。
そうです。「道幅プリント」です。
復習はマストですからね( `ー´)ノ