丸付けは意識から変えましょう

来週の火曜日、木曜日、土曜日とそれぞれ定期テスト(プレテスト)が実施されます。
初めての対策講習になる1年生も、
日々ペースを考えながら教室でしっかり頑張っている姿は本当に頼もしいですし、
もうだいぶ慣れた様子の2,3年生もスイッチが入って勉強しています。

学校ワークの一周目演習を終える生徒もちらほら出てきていますので、
ここからは自分の弱い部分をしっかりと埋めていきましょう。

その時に大切になるのが「丸付け」です。
日ごろからみんなには口を酸っぱくして伝えていますが、
昨日はその部分の弱さがたくさん見えました。

例えば、
徳川「綱」吉を徳川「網」吉と書いてしまっていたり、
接続詞を使った文中なのに小文字で書くところを大文字で書いてしまったり、
炭酸ナトリウムの化学式をNaCO3と書いている生徒がいました。

こうやって書いて間違えることは、
まったく問題ないと思っています。

テスト本番ではないので、
間違うべきところはしっかりと間違えて、
次に正解できるようにすればいいだけだからです。

ただし、
その間違いに気が付かずに丸を付けてしまっていることが大問題なのです。

これをやってしまうと、
テストでもそのまま間違えた答えを書いて×になってしまいます。

そうすると、
せっかく勉強した内容が正解できないということになり、
悔しい思いをすることになってしまいます。

なので丸付けをするときは、
どうせ合っているからと惰性でやるのではなく、
どこか間違えているところはないかという気持ちで取り組むべきなのです。

気持ちの持ちようだけで精度はかなり変わってきます。
対策講習でたくさん問題を解いているので、
その分丸付けも同じくらい丁寧に、
自分をレベルアップさせるために時間を掛けて取り組んでみましょうね。