合格発表から一夜明けました。

私自身16回目の一日です。
何年この仕事をしていても、
落ち着いてむかえられるということはありません。

生徒自身も、
ご家族の皆さんも、
きっと同じような心境だと思います。

これまで何年も努力してきて、
それが合否というはっきりとした形で結果として表れる、
そんな一日でもあります。

試験であり、定員が決まっている以上は、
この制度はもちろん至極当然のことでもありますが、
それでも自分にとって受け入れがたいということも起こり得ます。

ただ、全受験生に言えることですが、
約3週間後には新たな環境での生活がスタートします。

念願叶って自分の希望する高校へ進学できた生徒は、
3年間を大いに楽しんでください。

想像通りだったことも、そうではないことも、
自ら選択して進学した学校ですから、
どうか自分に起こるすべてのことを正面から受け止め、
どんな時も前に進んで行ってください。

残念ながら力及ばず思い描いてたのとは違う高校へ進学する生徒は、
この経験を大切にしてください。

今はまだ受け入れられずに、
頭の中がマイナスな感情でいっぱいかもしれません。

ですがそれは限られた人しかできないことを経験し、
それは必ずこれから自らに起こる試練に対して、
原動力にもなり得るはずです。

少ししたら、また前を見て、
新しい環境での生活を楽しめるようにしてください。

卒塾式でも伝えましたが、
これからは義務教育を脱し、
より一層自らの行動に責任が発生します。

その分、毎日がすごく充実します。

中学校生活とは比べ物にならないくらい、
本当に楽しい生活が待ってるはずです。

家族を大切にし、友人を大切にし、
そして自分自身を大切にし、
これからの3年間を全力で過ごしてくださいね。

19期生のいない教室はすごく淋しいですが、
私自身も前を見て、またここから始まる新年度を過ごしていこうと思っています。

ありがとう、
19期生のみんな、
そして保護者の皆様、
これからの生活がより濃く素晴らしいものになることを心から願っています。

またいつでも教室に遊びにおいでね。