サントメ・プリンシペ

一昨日は日曜日だったので家にいたのですが、
久しぶりに長女と一緒に勉強する時間がありました。

どうやら家庭学習の新しいネタを探しているようだったので、
数年前に誕生日にもらった地球儀を使ってやってみようということになりました。

彼女のコレクションでもある国旗辞典数冊と地図帳も取り出し、
二人でワイワイあーでもないこーでもないと話しながら、
最終的には「赤道を通っている国」についてノートに書き出して覚えようということになりました。

◇コンゴ共和国とコンゴ民主共和国の違い
◇インドネシアは人口が世界4位
◇ブラジルを流れるアマゾン川は流域面積が世界1位
◇エクアドルはスペイン語で「赤道」という意味

などなど、周辺知識も随時確認しながら興味津々で勉強している姿を見て安心していました。
その横でゲームで盛り上がる長男と次女…、
みんなそれぞれだな~と感じた日曜日の午後です(゜-゜)

さて、先週の土曜日に実施したGW課題の確認テストですが、
昨日から欠席者の受験も随時始めています。

そんな中で結果に落ち込んでいる生徒がいました。

私も少し話をしましたが、
そうやって話し込んでいるうちに目には涙が浮かんできました。

結果に対して涙を流すほど悔しかったようです。
10日間の休塾期間の中で、
勉強する時間が無かったということは有り得ないはずです。

足りなかったのはテスト勉強に掛ける時間です。
やりたいことを多少なりとも我慢してでも、
テスト勉強に時間を掛けている生徒が結果を出します。

これは今回の確認テストに限らず、
定期テストや入試においても同じことが言えます。

例えば漢字は全部で200問の出題だったのですが、
1回やっただけで点数が取れるほど甘いものではありません。

もちろん課題提出という時点で一周目は終えていることになります。
そこで分からなかった問題、間違えた問題には☑を付けて、
その問題を二周目、三周目と反復することで定着に変わります。
そしてそれがそのままテスト結果になります。

昨日は悔しい思いをしたかもしれませんが、
この結果から何を得るのか、
反省して改善するための行動に移せるかどうか、
そこに大きな意味があります。

約一か月半後には各中学校で定期テストが行われます。
また来月中旬には中総体があります。

そうしたことを見据えて、
そして今回の経験を踏まえて、
今やるべきことは何なのかを真剣に考えましょう。

そうやって成長していくのです。

この時期が勝負、
彼らの学年には常々そういう話をしています。

気持ちを切り替えて、
また今日から一緒に頑張っていきましょうね。