カッコよく・・・

暑いですね~( ゚Д゚)
8月末になってのこの暑さ、
残暑と呼ぶのにぴったりではないでしょうか。

角館では35.2℃を記録した模様で、
県内初の猛暑日となったようです。

私はというと、
学生時代は部活動であんなにも外を動き回っていましたが、
今ではすっかり超インドア派なので暑さにはめっぽう弱いです。

こんな状況でエアコンのない学校で勉強している皆さん、
本当にスゴイデスネ。。。

さて、中学校では学校祭の準備が進んでいるようです。
毎年合唱コンクールや学校公開を見学することが楽しみの一つでもあったのですが、
今年はどうやらそういうわけにもいかなそうなのですごく残念です。

聞いた話によると3年生のO君は主役級の劇をやるようです。
チクショウ、ミタカッタゼ!(◎_◎;)

私の学生時代にも合唱コンクールはありました。
その中でも特に記憶に残っている曲があります。

一つ目は「時の旅人」、
中学校三年生時に歌ったのですが、
先輩たちが歌っているのを聞いてとても素敵だっため、
当時抽選になるほど大人気でした。

見事に私のクラスはそれを合唱する権利を勝ち取って、
必死に練習していました。

ですので今も歌詞ははっきりと覚えています。

二つ目は「未来予想図Ⅱ」、
高校一年生の時ですね。

私は当時の担任の先生が大好きでした。
新任ということもあったとは思いますが、
とにかく何においても一生懸命に取り組む姿に惹かれていました。

その先生が大好きだった曲でもあり、
クラス一丸となって練習しましたね。

もちろんその歌詞もはっきりと覚えています。

よく暗記勉強の際に具体例として話すことがありますが、
やはり覚えるためには反復練習が必要です。

覚えようと思って、
そして何回も何回も繰り返すことで、
それは記憶として何年も、何十年も残り続けますからね。

今年はどうやら見学は出来なさそうですが、
毎年合唱コンクールを見て思うことがあります。

一生懸命に取り組む姿はカッコいい

勉強もそう、部活動もそう、そしてこうした学校行事もそうです。

とにかく目の前のことに本気で、
やりたいやりたくないということではなく、
出来る出来ない、得意不得意ということでもなく、
自分に起こることすべてに本気で取り組む姿は、
心の底からカッコいいと思います。

そしてその経験は必ず自分を成長させてくれます。

6,7年前でしょうか。
当時塾生だった生徒がピアノ演奏を担当することになり、
吹奏楽部に所属していたわけでもなく、
その時にピアノを習っていたわけでもなく、
それでも適任者がいない、ピアノ経験があるからといって演奏者に決まりました。

それからというもの彼女は必死に練習したのでしょう。
部活動も勉強も決しておろそかにすることはなく、
自分に起こることすべてに本気で取り組むことができるすごくカッコいい生徒でした。

そして本番、そんな事情を知っていたこともあり、
私にとって彼女の姿はその日誰よりもカッコよく見えました。

しかし出番が終わって退場するときに、
彼女はボロボロと泣いてしまっていました。

後で聞くとどうやら失敗してしまった部分があったそうです。
(それでも素人である私にはそんな気配は感じられませんでした)

責任感の強い彼女だから、
それまで本気で練習してきたという事実があるから、
きっとこみ上げるものがあったのでしょう。

誰もその失敗を責めることはありません。

むしろ何年たった今でも、
私は彼女のことを本当に尊敬しています。

どんなことにも選り好みをせずに、
自分に起こることすべて本気で取り組む、
そんなカッコいい中学生を目指しましょうね( `ー´)ノ