夏期講習振り返り①

今日は勝平中生が定期テストに挑んでいます。

昨日の帰り際にも全体に向けて話をしましたが、
大切なことは「点数を取りきる」ということです。

これまで準備してきたことを点数に変えられるように、
自分の力で取りきれる問題は、確実に正解することが大切です。

前回の定期テストでは、
みんながテスト直しノートにも書いていたように、
もったいない間違いがあまりにも多すぎました。

特に超上位層になってくると、
一問で、一点でも順位が変わってきます。

その悔しさを思い出すためにも、
帰宅後は必ずテスト直しノートを振り返るように伝えました。

問題文には全教科しっかりとマーキングをして、
取りこぼしの無いようにテストを受けていることを願っています。

さて、しばらくは夏期講習について書いていこうと思いますが、
まずは意識面についてです。

今年の夏期講習は日程をいつもとは少し変えて、
一週間の中でも平日に一日、そして日曜日をお休みとして設定しました。

これは私の中で相当悩みに悩んで、
その上でみんなのパフォーマンスが最大限に発揮されるためのベストだと考えたため、
今年はこれでいこうと決めました。

それでもそれぞれに理由や事情があるので、
やむを得ず欠席になってしまうこともあります。

その埋め合わせですが、
生徒によって大きく差がありました。

A君の場合。

彼は習い事が夜にある為、
夜の授業にはどうしても遅刻の参加が多くなってしまいます。

彼は夏期講習が始まる前からそれが分かっていたので、
出欠予定の提出時から自分で計画を立てていました。

夜に来れない日はお昼過ぎから夕方まで登塾し、
時間割に書いてあるテキストやページをしっかりと自分で進めることができていました。

はなまるです。

もちろん勉強では常に上位にいますし、
部活動でも東北大会に出場するほどの強い選手です。

やるべきことには妥協せずに、
自らに責任を課して取り組む姿勢は本当に素晴らしいと思います。

Bさんの場合。

前回の定期テストではかなり悔しい思いをしたという経験があります。

理由はいくつかあります(本人ともそれについては話し込みました)が、
その一番大きな理由でもあったことを改善するために、
授業が始まる1~2時間前から一人で登塾して黙々と自学に励んでいました。

彼女なりの意志と覚悟の表われであり、
私は涙ながらにその背中を毎日見守って今いました。

C君の場合。

一方、前回の定期テストで飛躍的な成長を遂げ、
決して誇張するわけではなく、彼は雰囲気すらも大きく変わりました。

お母様からもLINEで近況をお知らせいただいたときには、
自信が付いたことで行動や発言すらも大きく変わってきたとのことです。

そんな彼も前回の結果に満足することなく、
早い時間から登塾して黙々とワークを反復していました。

顔つきも本当に変わり、
先生たちもすごく喜んでいます。

D君の場合。

やむを得ない事情で欠席があったのですが、
登塾再開後にノートを確認したところ、
欠席分の授業内容が全く進められていませんでした。

こういう時に、私は懇々と話を詰めていくのですが、
最後には黙ってしまうことが多いです。

塾から出された宿題をやってくることは、
通っている生徒自身が必ずやらなければいけないことです。

それは成績を上げるためには必要ですし、
協力してくださっている保護者さんへの裏切りにもなります。

それは絶対に許されないことなので、
こうしたことが続いたときに、私は鬼になります。

勉強を教えることはもちろん私の役目ですが、
こうしたルールやマナーについてもかなり細かいところまで言います。

その都度直そうとしている姿勢は見られるのですが、
彼の課題は塾外での過ごし方、気持ちの持ち方です。

引き続き直すことができるよう、
ビシビシ伝え続けようと思います。

上記A君からD君は全て2年生のお話です。
少し長くなったので、明日は3年生について書きますね。

では。