夏期講習振り返り②
定期テストを終え、生徒たちに感想を聞いてみました。
3年生はみんなが口をそろえて、
「数学が難しかった」と教えてくれました。
誰もがそう感じたのであれば、
もうそこは割り切ってしまい、
自分の力で点数が取れるものを確実に得点することが大切です。
結果は来週以降になりそうなので、
静かに待ちたいと思います。
さて、夏期講習の振り返り②です。
今日は3年生について。
例年朝から夕方まで授業を組むので、
その内容についてはクラスのメンバーを考慮して微調整しています。
特に18期生は課題が明確になっているので、
それを講習中に何度も何度も伝えてきました。
それは、
解いた問題を大切にする
ということです。
例えば授業で解いた問題、
授業中に解き切れなかった問題は、
必ず当日、遅くても翌日には反復しなければいけません。
定期テストや実力テスト、模試等、
受けたテストはそのままにせず、
解き直しやテスト直しノートを作成しなければいけません。
これは今に始まったことではなく、
常に生徒たちには伝え続けてきたことです。
もちろんそれを愚直に進めている生徒もいます。
ですが、全体の割合でみるとそれは半数もいません。
これが致命的な弱点になっています。
6月の定期テスト①を終えた後に、
テスト直しノートを私に提出したのはわずかに8人でした。
(全教科提出したのは4人です)
一方、昨日話題に上がった2年生ですが、
テスト直しノートを提出したのは17人、
5教科全て提出したのは16人です。
そんな彼らには、今日の19時からHRで話をします。
「受験勉強について」
私の15年間の経験から、
毎年受験生を指導してきた立場から、
秋から冬にかけては何をどうやるべきなのか、
細かく、具体的に伝えます。
これからは手取り足取りと言うことにもいきませんが、
道ははっきりと示します。
それに沿ってここからの約4か月間を過ごし、
途中で修正やアドバイスをすることは何度もあると思いますが、
勉強するのはみなさん自身です。
今日のHRには覚悟を決めるという意味もあります。
夏期講習は受験生としてスタートを切るためにも、
基礎を固める期間として大切なものです。
ですがそれだけで終わりではありません。
あくまでも今はまだスタートを切っただけですから、
ここから走り続けなければいけません。
マラソンを想像してみてください。
自分が今どこにいるかもわからないような暗闇を走っている、
ゴールまであとどのくらい距離があるのかも分からない、
周りに人がいないからペースが適切なのかも分からない、
そんな状況では不安が大きくなるだけです。
だからこそ環境が大切であり、
仲間が、伴走者が大切になってきます。
周りに合わせる必要はありません。
自分は自分です。
置かれている状況も、目標までの距離も、
何もかもが周りとは違うはずです。
だからこそ自分を失わずに、
やるべきことを自分の為にやれるようにしましょう。
まずは来週に行われる実力テストに向けて、
今日話したことを忘れずに、
この週末にしっかりとやりきるようにしてくださいね。