冬期講習2020 ~12日目~

みんなの前に立って授業をしていると、
理解度というよりも授業への意欲、熱に差があることがはっきりとわかるときがあります。

私の言っていることを一語一句聞き逃さないように、
それはもう前のめりになって話を聞く生徒もいれば、
視線がなかなか合わず、
前を見ていなかったり、どこか遠いところを見ていたりする生徒もいます。

それが分かる瞬間の一つに、
指示への反応があります。

「便覧の180ページを開いてね!」と伝えると、
すぐに手が動かなかったり、周りを見渡していたり、
「じゃあ(3)の答えは?」と聞くと、
慌ててノートに書いてある箇所を探し始めたり、
テンポがどうしても一段階遅れてしまうことがあります。

話を聞く、
何もこれは勉強だけに限ったことではありません。

家族や友人と話しているときもそう、
学校ではなく社会に出てからもそう、
これからの人生ですごく大切になることでもあります。

まずは授業中に顔を上げる、
そして指示を聞き逃さないようにする、
心当たりのある生徒は、まずはここを改善できるようにしていきましょうね。