冬期講習2020 ~受験生、最後の模試へ~

表題の通り、今日は受験生が最後の塾外模試へ臨んでいます。

先日の実力テストを終え、今日のテスト結果で最終的な志望校を確定させる、
そういう特別な意味がある模試です。

実力テストの結果は全て判明しました。

学校平均と比較してみると、
ここに来てようやく目標点数を突破してきた生徒が多くいる中で、
課題がはっきりと浮かび上がり、それとしっかり向き合うためにも、
意識、考え方、取り組み方のすべてを変えなければいけない生徒もいます。

昨日ある生徒には厳しい話をしましたが、
最も大切にしなければいけないことは、
点数を上げるために勉強する
そのためにも確実に一つずつ覚える
ということです。

長い時間勉強しているからといって結果が出るわけではありません。
沢山の問題を解いたからといってそれが全て点数につながるわけではありません。

これ以上勉強時間を確保しなさいとは言いません。
おそらくキャンパス生は周りの受験生と比較してもダントツで勉強しています。

ではなぜこれだけやっているのに結果に差が出てしまうのか、
または伸び悩んでしまうのか。

もちろん個人差はありますが、
やはり大きいのは自分のためにやっているかどうかです。

昨日ある生徒には、
その日授業でやったBRICSの国名を再度聞いてみました。
授業中に覚えられていなかったためです。

ですが数時間後に聞いてみても即答はできませんでした。

まさにこうした部分に全てが凝縮されていて、
出来なかったこと、答えられなかったことは、
その場で絶対に覚えるという意識が圧倒的に足りていません。

これが一日、一週間、一か月と経ってしまうと、
果たしてそれが答えられるでしょうか?

人間は忘れる生き物です。
それは機械ではないので当然です。

では忘れないようにするためにはどうするのか、
それは反復することを通して定着させていくしかありません。

自分の名前、友人の名前、
何度も何度も口に出すからこそ忘れることはありません。

チームにおけるサインプレー、楽譜、
これも覚えなければ周りに迷惑を掛けてしまう可能性があるので必死に覚えようとします。

勉強も同じです。

テストで点数を取るために、
何度も何度も反復し、覚えようとすることでそれが結果につながるはずです。

その意識一つで劇的に変わる生徒もまだまだいます。

ただやっているだけでは結果がついてきません。
眠気と戦っているようでは覚えられるはずがありません。

ここから約二か月は、
そうした気持ちの部分を変えて勉強するだけでも、
10点、20点、50点すら上げることが出来る生徒もいます。

もう一度言います。
点数を上げるために勉強する
そのためにも確実に一つずつ覚える
これを今まで以上に強く意識してください。

誰のためでもありません、
自分のための勉強です。

危機感を持っているのであれば、
今すぐ本気でやりましょう。

受験勉強の仕上げです。

可能性を拡げるためにも、
これまでの努力を結果に変えるためにも、
とことん本気で勉強と向き合ってみましょうね。