伝え続けること
最近のお気に入りの瞬間。
私は授業中に興奮すると、
まるでマシンガンのように言葉を発することがあります。
生徒たちは真剣な表情でこちらをじっと見て、
聞き逃さないよう必死に聞いています。
「be interested inは『~に興味がある』って言う意味だよね?
んでこの後ろに来る単語だけど、
inは前置詞だから後ろには名詞、
つまりこのtakeは動●▲□※★◎◆・・・」
突然口が回らなくなり、何を言っているか分からない状態になります。苦笑
一斉指導をしていると、一日一回はあります。。。
ただその時に起こる爆笑の瞬間、
これが最近のお気に入りです( ;∀;)
さて、定期テストが終わって1,2年生は実力テスト対策へと突入しています。
これまで習ってきたことを思い出すために、
必死に記憶を駆け巡り、思い出すことに努めています。
昨日の2年生の一斉指導でのことです。
英語長文を読むときには、
意味のまとまり(ピリオド、コンマ、前置詞や接続詞)にスラッシュを入れて読むように指導しています。
このスラッシュリーディングにはたくさんのメリットがあります。
究極的には読解スピードが劇的に向上するので、
時間を掛けて慣れてほしいテクニックのひとつでもあります。
ですが以前こう指導したにも関わらず、
それを実践できていたのはわずか5人でした。
一通り解き終わってから確認すると、
そうだったと言わんばかりの表情をしている生徒もいました。
こうした解き方をみんなに伝え続けているのは、
より効率的に得点してほしいからに他なりません。
他の教科でも問題を解くときに、
マーキングをするように指示しているのもこのためです。
ですが残念ながらそれをやらずに、
テストでも「分かっていたのに間違えた」という、
悔やんでも悔やみきれない状況になってしまいます。
テスト直しノートが続々と提出されていますが、
(西中、南中は今週〆切、勝平中、山王中は来週〆切です)
改めて自分の間違いと向き合って気付く生徒もいますね。
それを受けて直せるか、直さないのか、
全ては本人の気持ちによる部分が大きいのも事実です。
言われてからやるのではなく、
自分で気が付いて行動する、
こういう状態になるまでは本当に時間が掛かります。
ですが継続することでそれは定着します。
年にたった4回の定期テストですが、
そこから良いことも良くないことも全て自分の糧にできるように、
現実を受け止めながら次へとつなげていきましょうね。