令和3年度夏期講習 ~7日目&8日目~

夏期講習中も三分の一が経過しようとしています。
台風一過とはよく言ったもので、
今日は夏らしい気温が続いていますね。。。

さて、夏期講習中は授業とは別に小テストを実施しています。

3年生は、
・基礎計算 ・漢字
2年生と1年生は、
・基礎計算 ・教科書英単語
6年生は、
・基礎計算 ・漢字
です。

どれも5分~10分くらいの短い時間で行い、
最終的にはランキング形式にして上位者を表彰しています。

今日は2年生の英単語テストのお話です。

Unit1nは全40問のテストです。
上位から順に、
40
40
40
40
40
40
40
39
39
39
38
38
38
37
36
35
32
31
12
5
となりました。

またUnit2は全57問ですが、
こちらも上位から順に、
57
57
57
57
56
54
54
53
53
53
53
52
48
46
46
35
31
24
6
となっています。

すでに学校ではこの範囲はやっていますし、
前回の定期テスト範囲だったということもあり得点は高いです。

両方満点は2名、
そもそも勉強に対する意識が群を抜いている二人です。

これまで一緒に勉強してきたということもあり、
単語テストはどういう形式で作成するのか、
どういう勉強方法でどのくらいの頻度をやらなければいけないのか、
そういうことを伝え続けてきました。

その結果、
英語の得意不得意が大きな理由ではなく、
どのくらいテストに向けて努力したかどうかが点数になってきました。

先日K先生ともしみじみ話したのですが、
ある生徒は初め、英単語テストの結果が散々でした。
50問のテストをやってみても結果は数点という状況で、
何回再テストをしても決して合格することはありませんでした。

そこから周りの勉強方法を参考にして、
私から厳しいことを言われ続け、時には目に涙を浮かべながら聞いていたこともあります。
そうやって努力を続けた結果、
今回の単語テストでは40点中38点、57点中54点という結果です。

私の方が嬉しくなって、
「すごいじゃん!」と言うと、
全く満足そうな表情ではなく、
「いや、まだまだです」と言わんばかりでした。

まさに今こうした状況にいる生徒が2名います。
ここが間違いなく分岐点です。

1名は40点中12点から57点中24点とやや改善が見られました。
教室で単語練習をしている様子も見られたので、
少しだけアドバイスして、
次回テストに向けては
勉強量を2倍も3倍も増やさなければいけないということを伝えました。

劇的なに改善するためには、
今までの当たり前基準を捨てて努力する必要があります。

もう1名は40点中5点、57点中6点という結果です。
初回テストを終えて改善が見られなかったため、
昨日は授業後にかなり厳しいことを話しました。

範囲が決まっているテストで点数を取ることが出来ないのは、
そもそも練習不足に他ならないということ、
ちょっとやそっとの勉強量では変わらないので、
毎日1時間は単語練習の時間を確保すること、
そうした約束を交わしました。

普段の自学中の様子も含めて、
これから改善するべきことが多くありますので、
時間を掛けて一緒に向き合っていきたいと思います。

自分を変えるためには、相当な努力が必要です。
決して一人ではできないであろうことも、
周りから刺激を受け、自分を奮い立たせて、
そうやって出来ることもあるはずです。

ただ塾に長い時間居るだけや、授業を受けただけでは、
それだけでは残念ながら何も変わりません。

いろいろなことに気付き、
そこから自らが努力をするから結果につながります。

そういう気づきがたくさん起こるような、
夏季講習参加生にとって実り多い期間にできるようにしていきましょう。