サイクルを作る
確認しましょう。
一週間の勉強の流れです。
①一斉指導で単元のポイントを確認する
②翌日、一斉指導時に間違えた問題は解き直し、時間内に解き終わらなかった問題は全て解く
③自学指導で問題演習をする
④宿題をする
⑤週間テスト(次回一斉指導時)に向けて、間違えた問題を解き直して確認する
例えば一年生に置き換えてみると、
①金曜日
②土曜日~日曜日
③月曜日or火曜日
④火曜日~水曜日
⑤水曜日~木曜日
となります。
二年生だと、
①月曜日
②火曜日
③水曜日or木曜日
④金曜日~土曜日
⑤土曜日~日曜日
となります。
こうして、一週間の流れを作ることが大切です。
これが習慣化されることで、
計画を立てて勉強すること、
優先順位を付けて勉強することのスキルが上がります。
そしてそれは、テスト勉強でも大いに役に立つはずです。
話を戻しましょう。
①と③は授業なので2.5時間ですが、
②④⑤は自宅で1~2時間程度ずつ確保できれば絶対に出来る内容です。
ですが週間テストの結果やみんなのノートを見ていると、
②と⑤が疎かになっている生徒が少なくありません。
特に週間テストです。
これは授業内容および宿題から、
テキストと全く同じ問題のみ出題しています。
上記①~⑤をしっかりと出来ていれば、
絶対に合格できるはずです。
「しっかり」というのは、
ただやるだけではなく、
なぜそうなるのか、どうやって解くのかを理解したうえで解き直しまでやることです。
これがしっかりと出来ている生徒は、
成績が上位、または急激な伸びを見せます。
この理由と結果は逆ではありません。
成績が良いから、週間テストの結果が良いのではありません。
週間テストの結果が良い(=正しい勉強の習慣ができている)から、
成績が良い、伸びるのです。
高校入試は三年間の内容です。
定期テストは単純計算で三か月の内容です。
これらに向けて、
まずは一週間の内容である週間テストを確実にクリアしていきましょう。
これが出来ずに定期テストや入試で結果が出ることはありません。
もっと言うと、これらに向けた練習として行っているのが週間テストです。
毎日5時間も6時間も勉強しようと言っているのではありません。
1日1時間でもいいので、必ず毎日継続することが力になります。
この部分にテコ入れが必要な生徒には、
ある程度の強制力を持って勉強してもらうしかありません。
自宅で出来ないのであれば、自分の意志で出来ないのであれば、
しかるべき環境に身を置いてやってもらうほかありません。
この結果に何も感じずに、何も策を講じずにいられるほど、
私はみんなとの関係を作ってきたわけではありません。
成績を上げることが私の責任であり、
通わせて頂いている保護者様からの期待に応えることでもあります。
今までの習慣を変えるわけですから、決して簡単なことではありません。
ですが、変えなければこの先で苦労することは明らかです。
ということで、動きます( `ー´)ノ