令和2年度春期講習 ~2日目~

2日目が終了しました。
中学生の数学は計算単元がメインです。

これは定期テスト①の大部分を占め、
計算スピード、正確さがそのままテストの点数につながります。

例題の解説をして計算方法は理解できると思いますが、
いかに正解することができるかです。

計算の間違い、符号の間違い、
解答を聞いた後になぜ間違ったのかが分かっても、
残念ながらテストではそれは点数にはなりません。

だから確実に、正確に解く必要があります。
(以上の理由から、私は途中式の書き方を細かく指定します)

そして今日みんなにしつこく伝えたのが、
解き終わった後にどうするかです。

スピードがあることは間違いなく武器です。
ですがその武器を活かしきることができなければあまりにももったいなさすぎます。

そういう傾向が見られる生徒がちらほら見られました。

私はいつもこう言います。

「あのね、見直しするのは良いんだけど、
見ているだけだと間違いにあんまり気付かないよ?

だって自分が正解しているって先入観を少なからず持つからね。

だったらどうするの?

そう、自分で書いた式や答えを見ないで、
もう一回解くんだよ。

見直しじゃなくて解き直し、
これが一番効果的だからね。

早く終わったら裏にもう一度解いてごらん。」

なので多くの生徒は解き終わったらプリントを半分に折って、
裏にもう一度解き直しています。

そういうことを素直にできる生徒は、
やはり点数の安定感が変わってきます。

講習生にとっては初めてのことで、
正直面倒だと思うことがあるかもしれません。

ですが、私はこれまでたくさんの小中学生と一緒に勉強してきて、
そのテストの間違い方もたくさん見てきて、
どうやって実力通りの点数を取り切ることができるのか、
そういうことを考えて見ん難伝えています。

だから、まずはやってみましょう。
そして続けてみましょう。

それが習慣になって定着すれば、
結果は自ずとついてきます。

今日の授業でハッと気づいた生徒、初心に返った生徒、
そういう経験で成長するんです。

今から定期テストを意識して、
点数を取ることにこだわって、
そうやってみんなで勉強していきましょうね。