できないことを知るのが一歩目です

今週から、各学年で順次テスト対策講習が始まります。

普段の一斉授業では英語と数学を中心に授業を行っていますが、この期間は国語・理科・社会も含めた5教科指導へと切り替わります。

ただし、当然ながら授業回数には限りがあります。

そのため、この時期は学校の授業をどれだけ真剣に聞いているか、どれだけ内容を覚えているかが非常に重要になります。

塾の授業だけで何とかしようと考えるのではなく、学校と塾の両方を活用して学習を進めていくことが大切です。

昨日は3年生の理科の授業を行いました。

単元は「イオン」です。

毎年感じますが、この単元は得意な生徒と苦手な生徒がはっきり分かれます。

言葉や記号が多く、最初は難しく感じる生徒も少なくありません。

しかし一方で、仕組みを理解すると一気につながる単元でもあります。

「なぜそうなるのか」が理解できると、問題が驚くほど解きやすくなります。

そして何より、この単元は定期テスト範囲であると同時に、次回の実力テスト範囲でもあり、高校入試でも頻出の内容です。

絶対に逃げてはいけない単元です。

昨日はイオンの導入だけでなく、酸・アルカリの単元についての確認テストも実施しました。

結果は予想通りと言ってよいでしょうか。

かなり二極化していました。

高得点を取る生徒もいれば、思うように点数が取れなかった生徒もいます。

しかし、これはある意味で想定内です。

なぜなら、学校ワークをすでに進めている生徒はある程度点数が取れており、まだ取り組めていない生徒は点数が取れていなかったからです。

つまり、結果にははっきりと理由があるのです。

そして実は、今の段階では点数そのものが問題なのではありません。

本当に大切なのは、この結果を受けて今日何をするかです。

できなかったことをそのまま放置するのか。

それともできるようになるために行動するのか。

そこに大きな差が生まれます。

まずやってほしいのは、昨日の授業プリントの解き直しです。

これは必須です。

授業を受けただけで満足してはいけません。

理解できているかどうかは、自分の力で解き直して初めて確認できます。

そして同じ単元の学校ワークも進めてほしいと思います。

昨日の授業内容を思い出しながら問題を解くことで、理解はさらに深まります。

今回の確認テストで思うように点数が取れなかった生徒も、落ち込む必要はありません。

むしろ、「できていないことが分かった」というのは大きな収穫です。

勉強は、できないことをできるようにするために行うものです。

弱点が見つかったのであれば、それは成長のスタート地点です。

その後に何を勉強するか。

どんな行動を取るか。

そこが重要です。

逆に何もしなければ成長はありません。

当然、テストの点数も変わりません。

せっかく授業を受けたのであれば、その授業に意味を持たせてほしいと思います。

そのために必要なのは、「今日何を勉強するか」を自分で考えることです。

テストまで残された時間は限られています。

だからこそ、一日一日の積み重ねを大切にしていきましょう。