2024.Aug09夏期講習⑬模試結果と向き合う

◆学習塾の選び方
以前書いた記事
です。塾選びのご参考に…
◆19期生高校受験体験記
19期生と保護者様から頂いた受験体験記です。是非ご覧下さい。

昨夜、
取り急ぎでブログで書きましたが、
7月28日に実施した模試の個票を配布しました。
※お休みの生徒、総体の生徒、後日受験となった生徒を除く

模試の事務局さんから届いたメールを確認し、
超特急でプリントアウトして点数入力。
自己採点との差もメモして返却しましたが、
多くの子が目の前の結果のリアルに見入っていました。

厳しい結果を手にした子の方が確実に多いわけですが、
昨日の繰り返しになりますが私の中では何の不思議も有りません。
歴代のキャンパス生はどういう姿勢で勉強に向かってきたか?
なぜ結果を出せたのか?
それは、
シンプルに一人ひとりがやるべきことをやってきたからです。
つまり、
やるべきことをやれていない子が多いってことです。

例えば夏休み前の自学状況を見ても、
過去例に見ない状況でした。
だって、
中3生よりもテスト前でもないのに自学している中1、中2の方が多いんですから。
だって、
同じ部のはずなのに中3生より中1、中2の方が早く登塾しているんですから。

例えばテスト直しノートの提出状況を見ても、
提出率が圧倒的に低いのが中3という状況でした。
テストは、
やりっぱなしでは終わっては意味がないわけです。
スポーツに置き換えて考えても、
大会で負けました。
チームの課題が見えました。
同時にこの課題も見えました。
この課題としては、
とりあえず走れない…
止める・蹴るが必要なレベルに達していない。
チームとしても、
そもそも試合前の用具の整理、挨拶といった「最低限のチームの核」が)出来ていない…
それが目に見える形になって大会で負けたのに、
そこを忘れて、

次はガンバロー(/・ω・)/

なんて言っている人が変われると思いますか?
自分の課題と向き合い、
チームの課題と向き合い、
修正すべきを修正するための具体的実践をするから変わるわけです。
テスト直しをしないってのはそういうことです。
答案用紙を見れば自身の課題を教えてくれる。
自己採点との開きを見れば、
普段の学習の質の低さを教えてくれる。
※これに関しては、これまでも個々に伝えてきました。が、今回具体的数値で自覚してもらえたと思います。
ならば、
それを修正するための意識変化、具体的行動の変化が必要なのです。

これは模試に限った話ではなく、
実力テストにも定期テストにも通ずる話です。
いえ…
テストだけでなく、
私たち大人の仕事にも通ずることであり、
課題と向き合えない人に成長はないわけです。

私が見て欲しいのは、
点数だけでは有りません。
志望校判定だけでは有りません。
そこだけ見ている子は2日後には忘れ、
同じことを繰り返すでしょう。
それではダメなんです。

まずはどこで間違えたのかをしっかり確認しましょう。
どの教科、どの単元での失点が多いのかをかき出しましょう。
その書き出したリストをTODOリストとして、
明日から15日までの学習計画に組み込みましょう。
当然、
夏期講習前半でやって来た膨大な授業内容の復習も有りますし、
休み明けの定期、実力テストの勉強も有ります。
そういう中で、
だらだら過ごしている時間の余裕は有りますか?
友達と嬉々として連日遊びに行っている余裕は本当に有るんですか?

あなたと志望校との距離は、
そんなに近いんですか?

その距離を埋めるために歩くのは誰なのか?
歩いていては到着時刻に間に合わない…
そう思うなら、
歩くのではなく走らなければいけませんね?
じゃあ、
走るのは誰ですか?

いい加減、
何とかなると思うのは止めましょう。
いい加減、
後回しにするのは止めましょう。

今回の定期でも、
中1、中2がまずまずの結果を出しているのは偶然ではなく「必然」です。
19期生が、
あれだけの結果を出しているのは「必然」です。
やるべきことをやったから…
理由はそれだけです。

ずっと言い続けていますね?
君らだって出来るはずなんです。

やれば!

でも、
やれずにここまで来てしまった。
そして、
それが君たちの実力なのです。
変わるなら今ですよ?
本気になるなら今しかないんですよ?
今回の模試結果としっかり向き合い、
己の為に、
己が変わっていきましょう。