努力は嘘をつかない。努力していないから結果が出ない。

さて…

先日も触れた小学生の英語教室の件ですが、

昨日で今年度の発展クラスの夏休み課題テスト1回目が終えました。

※追試は続くよ、どこまでも…

で、英語教室生のみならず、塾生の95%以上の生徒にも改めて知っておいて欲しいことがあるので書いておきます。

ちなみに…

これは英語教室生の取り組み状況を批判するのが目的ではありません。

※ちゃんとやってないのは事実ですし、それに関しては私がちゃんと注意しましたので(これからする生徒もいます)ので、保護者様方…このブログをご覧になって、我が子にあれこれ注意されるのはどうかご遠慮下さい。

多くの小・中学生が陥る状況であり、同様の現象が起こります。

だから、ある意味「そうならないよう全員に注意して欲しい」という意味合いで書いていきますので…

まず、発展クラスの3名の夏休み課題の達成状況に点数をつけるとすると、

A君80点

B君65点

C君50点

それぞれ理由があります。

まず、A君は3人の中では1番まともな取り組み方でした。〇つけに間違えがあるものの、故意にページを飛ばしたり、ズルをしたりというのもありませんでした(1周目は)。また、和訳もちゃんとして、間違えているものも多々ありますが「言われたことをちゃんとやろう!」という意識は見えました(1周目は)。

で、B君ですが…〇つけ適当。そして、意図的なページ飛ばしあり(ついでに言うと、その生徒は…この「意図的なページ飛ばし」のせいで…誤魔化そうとしたことで私にめっちゃ怒られました)。間違えた問題の直しもしていない…それでも、テストに向けて一所懸命勉強したことは分かる。言われたことをちゃんとやってはいないけど、頑張ろうという意識は見える…そういう意味での65点です。

で、C君…正直話にならないレベルです。ページ飛ばしを確認する気も失せますし、実際見ていません。どう考えても分量が足りていませんし、ぱっと見でも「答えしか書いていない」、「単語練習すらやっていない」、「〇つけ超適当」という状況。ただただ残念です。でも、学校の夏休みの宿題等もある中で「一応は」やった…という点のみを評価しての50点です。

で、そんな夏休みの課題状況の3名ですが、課題テストの点数はどうだったのか?

A君 78点(課題状況80点)

B君 70点(課題状況65点)

C君 55点(課題状況50点)

勿論、覚える能力等は一様ではありませんし、

出来るようになるタイミングだって差はあります。

そんなことは「学習指導」に携わるようになって15年以上ですから、

さすがに分かります。

でも、それでも…

やはり「取り組み」と「結果」はこうして相関するのです。

確実に。

言い方を変えれば、

努力は決して嘘をつかない

し、

結果が出ないのは努力していないから

努力が不足しているから

なわけです。

良いでしょうか?

繰り返しますが、

これは小学生、英語教室生に限った話ではありません。

小学生・中学生であれば(ほぼ)全員に確実に言えることなのです。

事実、火曜日の中2の一斉授業でもありました。

CT(チェックテスト)で5点満点で2点だったある生徒…

本人は「テスト勉強やりました!宿題やりました!」

そう口にしていましたが、

間違えの内容を聞くと

★先週の授業でやったのと全く同じ間違え

をやらかしています。

その時点で、

1週間前と同じ間違えを繰り返している時点で

「本当にやったと言えるのか?」

そういうやりとりもしました。

出来るようになる為の勉強。

それを「努力」と呼びます。

出来るようになったという事実。

それを「成果」と言います。

正しい努力をすれば成果となり、

そのサイクルが「自信」というものに変わっていくのです。

全くできるようになっていない勉強。

全く上達していない練習。

それは最も大切な「目的」がすっ子抜けているのです。

正しい努力をすれば、

ちゃんと出来るようになる。

努力は決して裏切らない!

それを忘れないで下さい。

では、個人賞選びに行ってきます。