それは当たり前すぎる話です…

まずはお礼からです。

12期生あこちゃん…

そして遅れたけどさき、南ちゃん、みくちゃん……

わざわざ後輩たちの為に有難う!

皆充実した高校生活を過ごせているようで何よりです。

さて、今日のブログは受験生である中学3年生について。

昨日は通常一斉授業日でしたが、徐々に実力テスト結果が戻ってきました。

テスト前というよりも、春期講習中から5月の実力テストの重要性を伝え、

前もってしっかりと準備をするように言ってきたつもりです。

その上で挑んだテスト、

その自身の取り組みの上で挑んだテスト結果なわけですが、

点数報告で落ち込んでいる様子を見せる子も見られました。

ただ、ただですよ…

私はちょっとそこに違和感を感じるわけです。

何故落ち込んでいるんですか?

と。

勿論状況は一人ひとり異なります。

5月の実力に向けてしっかりと準備し、テストに挑んだ子もいます。

が…

そうでない子の方が多いわけです。

私が見る限り。

だって、GW期間明けの一斉授業で実施したCT結果もそうですし、

昨日の一斉授業で実施したCTもそうです。

GW期間に関しては部活の試合や遠征もある子も多いので、

課題自体ほぼ出しませんでしたし、

※実力テストの勉強に励むこと!ということを週報に記載していましたね?

ここから中総体までの時間割もかなり、かなりボリュームも絞り、CTも難易度を下げています。

にも関わらず、

それで一発合格できない子が少なくないわけですから、

そりゃあ実力テストに向けての準備がしっかりと出来ている子の割合はそんなに高くないわけです。

なのに…

昨日の様子を見てると、

結果に落ち込んでいる

わけです。

それで私は思うわけです。

おいおい、違うでしょう?

落ち込むのではなく、そのテストに挑むまでの過程…

つまり春期講習から5月の実力テストまでの自身の日々の学習を反省すべきでしょう?

私はそう思うんです。

だって…

理科の点数が悪かったって落ち込む子ほど、

理科の勉強やってないですからね?

やってもいないのになぜ出来るようになるのか…

逆にそれで理科の点数が上がったらそっちの方が恐怖なわけです。

考えてみて下さいね?

例えば「ゲームが好きだから」という理由でゲームばっかりやっているサッカー部の子がいたとします。

その子は

今日は気分がのらないから。

今日はゲームをやっていて目が疲れたから。

今日はゲームをやって手が痛いから。

そんな理由でサッカーの練習を全くしません。

※ね?手が痛いとか、目が疲れたとか、サッカーに関係ねぇじゃんか!って思いませんか?

それどころか、

走るのも面倒なので学校の体育の時間すらまともに運動をしません。

そんな子が練習試合に挑みましたが、途中出場で試合にも負けました。

なんで自分は試合に先発で出れないんだ?

なぜだ?

どうして試合にも負けるんだ??

あぁ…凹む…

って落ち込んでいたら…

君ならその姿を見てどう思いますか?

当たり前やんけ、アホ!

とりあえず練習しろよ!

そう思いませんか?

だって…

練習しないで「なんで?」って…

そっちの方が逆に「なんで上手くなれると思ってんの?」って思いませんか?

それだけです。

今回確実に前進を見せている子がいます。

そういう子たちに共通しているのはいたってシンプルな話で、

例外なくやっている子たちです。

そして、今回は「自分が思うほど」の結果に繋がって来なかった子もいます。

それは、良いんです。

数名の子には私もそういう声をかけました。

これが勉強なんだよ、と。

これが受験勉強であり、どこが課題なのか?何が問題なのか?

それをもう一度しっかりと考えて、

テスト結果を分析して、次につなげていこう!

そういう話です。

良いでしょうか?

昨日の授業ではS・Aどちらのクラスにも伝えました。

とりあえず、今日有りえない結果になっている子いる。
本当であれば、中総体が控えていようが何だろうが…

◆実力テストの直し&その分析から分かった自分の課題の克服のための学習

◆一斉授業の復習と個別指導の宿題、一斉CTの勉強

◆学校の授業の復習(=定期テストに向けた勉強)

これらは全てやってほしい。

でも、体力的に厳しい…

どうしても絞らないと無理…

そういう状況なら、

①一斉授業の復習とCT(チェックテスト)の勉強

②定期に向けた勉強

今はこの2つに絞りなさい。
全部適当、全部中途半端になるくらいなら、その2つだけは完璧にこなしなさい。

で、定期の範囲が出て、実力の範囲も出たら、

それに合わせて再度考え、計画を立てて学習を進めなさい。

とりあえず、手が回らない子は実力テストの直しは中総体後まで回して良いから…

こういう話です。

但し、都合よい解釈をされないように、都合の良い切り取りをされないように伝えておきますが、

今、中総体を控え、部活動も忙しいこの時期だからこそ、

◆実力テストの直し&その分析から分かった自分の課題の克服のための学習

◆一斉授業の復習と個別指導の宿題、一斉CTの勉強

◆学校の授業の復習(=定期テストに向けた勉強)

という3つを考えて、時間を捻出して、必至こいてやりきれもしないで、

志望校は秋田高校です!

は止めて下さい。

秋田高校に失礼です。

これまで、

必死の思いで勉強し、必死の努力で秋田高校への扉を開いていった先輩たちに失礼です。

これまで、

必死の努力を重ねたにも関わらず念願叶わず、秋田高校への入学が叶わず、今別の高校で必死に頑張っている先輩たちに失礼です。

私は、歴代のキャンパス生の必死の努力を見てきました。

彼らがどれだけ辛い中で頑張って勉強し、

悔し涙を流し、疲れた体に鞭打って…

それでも部活も全力で、勉強も疎かにせず、必至こいて頑張ってきた先輩たちを見て来たんです。

そういう先輩たちの姿を知っている分、

軽々に県のTOP校、準TOP校を志望校に掲げ、

それに見合った努力をせず、

誰でも取れるような、1・2年生も出来るような、

授業内容からそのまま出しているようなテストに不合格になっても悔しそうな表情すら見せず、

「何とかなる」と思っている姿が残念でなりません。

良いでしょうか?

変わるなら今です。

このつらい時期だからこそ、

この大変な時期だからこそ、

自分に負けず頑張れるかどうかです。

学校の先生がなんて言うのかなんて関係ありません。

君の将来は君のものであり、

学校の先生が君の将来を作ってくれるのではありません。

君の将来は君が作っていくんです。

君の今は誰でもない君自身のものなのです。

繰り返します。

運動部に所属する子は、頑張れ!

中総体で勝てるように、

中総体で最高の結果を出せるように頑張れ!

その中で得るものが必ずあるから。

でも、勉強を疎かにするな。

多くの中学生にとって、人生の節目節目で選択肢を広げられるかどうかの材料は「点数」というのも事実だから。

だから、ちゃんとそれを見据え、

今だけでなく、

10ヶ月後の自分が、

3年後の自分が、

あのとき頑張って良かった!

って…

そう思えるような今の過ごし方をするように頑張れ。

変わるなら、今です。

変わるなら、今なんです。

頑張れ、13期生!