平成27年度春期講習(授業は)終了
午前の6年生部算数、そして5・6年生部合同の基礎英語を経て、
中学1年生部の数学英語…
今日は以上の4コマ授業でしたが、それらをもって今年度の春期講習での授業はすべて終了しました。
※中学2・3年生は今も模試で奮闘中です
まずは…
今回もご送迎やお弁当作り、更にはお弁当の配達まで…
保護者様の多大なるご協力を頂けましたこと、心より感謝申し上げます。
有難う御座いました。
詳細の振り返りはキャンパスNEWS5月号に掲載するとして…
自分で整理する意味も含めて、簡単な振り返りを…
まずは、この春期講習の大まかな時間割に関しては、意図していたことが大分できたかなと思っています。
本来であれば、どの学年も5教科やれるに越したことはありません。
が、しかし…
13日間というのは長いようで、結構コマ数は取れません。
キャンパスで言えば、中学生2・3年生は16時30分~90分授業×3コマ×12日間(最終日は模試なので)。
時間数で言えば50時間を超えますが、これを単純に5教科で割れば1教科10時間。
コマで言えば6コマです。
その中で、全学年の復習をやって、新学年のある程度の内容もやって・・・
とすると、かなり「広く、浅く」になってしまいます。
仮に成績上位層の生徒だけの塾であれば、その内容で確かな実りもあるでしょうが、
キャンパス生はどちらかと言えば這い上がっていく生徒が多い塾です。
元々学年上位層の生徒は、どの学年も多くありませんし。
そうすると、5教科の内容を行い、ある程度の範囲をカバーする時間割を組むとすれば「やっただけ」になってしまう可能性が一気に増してしまいます。
じゃあ、どうするの?と考えた時に、
①部活動もある中で、毎日授業というメリットを最大限に活かせる内容にする
②理科や社会に関しては、授業内容も大事だが「その教科の勉強のやり方の再確認」を強く意識、それを実践させたことで一日一に前進できることを実感させる
③②により、新学年になった時に、理科・社会を自学でできるベースを作る
やはりこの3つが自分の中でメインになります。
※まぁ、長期講習の季節とその学年の達成度でその柱も変わりますが。多少は。
で、そんな柱で進めた今回の講習会だったわけですが、
現状では意図していたことはある程度できたかな…塾生はやってくれたかな…
そんな手応えを感じているわけです。
例えば…
今日の中学1年生部も昨日テストした正負の四則計算(36問)の同じ問題をやらせました。
昨日授業内で演習させ、間違え問題の直しのやり方も具体的に指示し(これは講習期間毎日言ってきました)、その上で「全く同じ問題」をもう一度です。
しかも、あるしかけをして…
で、結果的に欠席生を除く23名中11名が昨日より点数ダウン。
点数ダウンの理由は1つではないのですが、
中には昨日から半分以下になっている生徒もいて、なぜこうなるのか?誰の為の勉強なのか?という話もしました。
※これは毎年新中1の春期講習で必ずやっています
対して…
復習に時間を割いてきた子、素直な生徒、自分に正直に頑張れる生徒…
こういう生徒はちゃんと上がっています。
例えば…
6年生の一年間地道に頑張ってきたNさは、昨日から17点アップ…
一日でです。一日でこういう状況を創りだせるんです。
例えば…
英語教室生だったSま。
英語教室では見られなかった(笑)かなり前向きな姿勢で、帰宅前には不明な点の質問もして帰ります。
だから…昨日から今日で10点跳ね上がりました。
こうやって、
「やったのか」「やらなかったのか」でつく差を生徒自身に感じてもらう…
つけられた差を実感してもらう…
こういう積み重ねが大切だと僕は思っていますし、今日の一年生もそれをしっかりと感じ取って、
良い表情で帰宅してくれました。
とここまで来ましたが、
ブログを書きながら電話の対応だったり、あれこれ入り結局この時間となりました。
明日から1週間休塾をはさみ、13日から通常授業が再開となりますが、
この春期講習でついた良い流れを大切に、通常授業では更に加速させていきたいと思います。
ということで、しばらくブログもお休みし、再開は13日からとなる予定です。
まだ模試を受験中の生徒もいますが、私用で今日は早めに帰宅させてもらいます。
再開日に元気に会いましょう!