負けんな、受験生!

2月1日より開講の中学入学準備講座の要綱はこちらです。

ご興味御座います方は是非ご覧ください。

さて…

毎年、この時期は受験生の保護者様との連絡が増えます。

本日も電話でのご相談が3件、急遽実施の面談も1件…

受験生自身も、そしてそんな大切なわが子を一番近くで支えていらっしゃる保護者様も、もしかすると精神的に一番きつい時期が今なのかもしれません。

でも、そういう全てを含めて高校入試であり、この時期にこうやって親子で悩んだことは今後の財産にもなっていくものと思います。

前を向いて、前を向いて、共に頑張っていきましょう。

で、そんな受験生、保護者様の悩みの種も…毎年お決まりの如く、学校の先生によってもたらされることもあります。

大切な生徒の合格を願い、多少厳しめのボーダーを提示したり、言葉をかけたり…

そういうのはやむを得ないことでもあると僕も思います。

でもね…

何ででしょうね。

そういう「自分の生徒」を本気で理解しようとせず、軽い気持ちでかけた言葉で生徒の気持ちをポッキリ折る先生もいらっしゃいます。

極々少数なのでしょうが。

まず、勉強したら誰でもかれでも成績がガンガン伸びると思っているのなら、それは絶対に違うと僕は思います。

元々走るのが苦手な子が、必死に頑張ったからといって全員が50mを7秒で走れますか?

運動と勉強は違う?

同じですよ、そんなん。唯一の違いは、運動はやりすぎると怪我をするけど、勉強にはそれがないってことくらいで。

加えて…

一歩一歩ではありますが、ちゃんと前進している子に向かって、

成績だって上昇している子に向かって、

何を言ってんのか?

勿論、反省すべき点はその子にもあるでしょう。

今日も、やり方の点で注意をしましたし。

でも…

あなたが帰宅し、ゆっくりしている時間にも、あの子は毎日勉強しています。

土曜日も、日曜日も必死にやってます。

集中力に欠けるときもありますが、それでも必至こいてやってるんです。

そして、必至こいてやってるそんな中学生の頑張りを労うでもなく…

何でそうなる?って僕は思うんです。

ホント…

毎年この時期に、この類のことを書いているように思うんですが…

短期的には報われないこともあるかもしれない。

でも、その努力の日々は、いつか必ず結ばれるんだよ、と。

そんな努力の日々の中で、確実に得られているものがあるんだよ、と。

頑張っているんだろうけど、もう少し修正できる点もあるかもしれないよね、と。

過程を疎かにしている子であれば、僕は全然いいと思うんです。

受検をなめちゃいけないよ。

勉強をなめちゃいけないよ。

そんな甘いもんじゃないんだよ。

それで。

でも、課題もあるかもしれないけど、頑張っている…

そんな中学生のココロをポッキリ折っちゃイカンですよ。

やってもやっても中々伸びてこないつらさ…

やってもやっても中々出来るようにならない苦しさ…

僕は、自慢じゃありませんが元々出来の良い人間じゃないので、そんな気持ちが痛いほど分かります。

きつい言葉もかけますが、

そういう「過程」を踏まえて、気持ちを察して話しているつもりです。

必要以上に甘いことを言う必要は絶対にないと思います。

でも、ちゃんとその子の話を聞いて、普段の様子を見て、

その子自身と向き合って…

そうして言葉を選ぶべきじゃないのかって…

僕はそう思います。