本当に懸けているか?

昨日があまり寝れなかったために目がシパシパ状態なので、今日は早めに帰ろうかなと思う今日この頃…気付けばこの時間です。

さて、タイトルの件です。

読んで欲しいのは受験生。

今日の授業後の報告MTで講師からあがってきたのは、「この時期になっているのに、開始時間に対しての意識が低い」ということです。

例えば、夜の部…

開始時間になる前から、食事も早々に切り上げすべきことに集中して取り組んでいる子がいます。

対して…

開始時間になってもまだだらだらしている子もいるわけです。

これを些細なことと考えるかどうかですが、まぁ僕は超絶に大きな差だと思います。

何度も何度も言ってきましたが、

まず最優先で大切にすべき時間を大切にせず、それでいて居残りで頑張っていても、それは「つもり」でしかありません。

1分だからとか、そんなん関係なく開始時間前には勉強道具が揃い、気持ちを切り替え、すべきことに向かう…

こんなん常識です。受験生の。

にも関わらず、そこを軽視して、夜残っているから自分は頑張っていると思っている…

それは単なる思い込みです。

本当に頑張っている受験生というのは、

質問に来る時にも、国語であれば僕が文章を読む時間が発生することを見越して、

その時間すら無駄にしないようポケット本を持って来たり、その辺にあるポケット本を手に取っています。

本気で懸けている受験生というのは、

保護者さんの迎えを待っている時間すら、玄関口で待っている時間すら立ちながら教科書を読んでいます。

そういう意識で受検に向かっている子がいるってこと、分かってますか?

先生、合格したいんです。

何としても○○高校に行きたいんです。

言うのは簡単です。誰でもできる。

ただ、その為の努力を突き詰めていくのが本当に大変なわけです。

そういう覚悟でやり続けることが苦しくもあり、だからこそ実りが生まれるわけです。

まだまだ甘すぎです…受験生として。

何を勘違いしてか、自分は余裕だとでも思っているのか?

僕は何度も経験しているから、リアルに考えます…

想いが届かなった場合のことを。

ただ、当然と言えば当然かもしれませんが、当事者意識に欠ける、

つまり、心のどこかで不安だとは言いながら「何とかなる」と思っている自分がそこにはいるわけです。

だから、開始時間になっても教室内にざわつきがあるという受験生では考えられない状況が生まれるわけです。

やってる子はやってます。

本気で懸けている子がいるんです。

そんな本気の受験生の邪魔をすんなや…

ちゃらちゃらやってんなら、教室に入んなや…

何度も言いますが、

絶対に合格したいです。

本気で頑張ります。

なんですか?あの言葉は口だけですか??

今を大切に出来ないくせに、未来を語るな。

今に全力を傾けられないくせに、本気を語るな。

口にするなら、本気でやれ。

僕はそう思います。

あと45日…

単純計算で、1教科に懸けれる時間は9日です。

その数分が結果を左右するのではなく、

その数分に対する意識が結果を左右するのです。

3月12日…

僕はこの日、全員を笑顔で教室に迎え入れたいです。

流すのなら、うれし涙にしたいです。

でも、それは行動が伴わないといけないんです。

想いだけじゃなんともならんのです。

懸けましょう。

本気で懸けていきましょう。

残された時間を大切にして、己の為に「今」頑張りましょう。