冬期講習14日目終了

冬期講習14日目が終了しました。

今日も授業後片付け、質問対応etcの後で三者面談。

夜中の24時から面談を実施という本当に非常識極まりない状況にも関わらず、ご快諾頂き、わが子の為に時間を割いて下さる保護者様方にはただただ頭が下がる想いでいっぱいです。

いよいよ講習会もラスト2日…

まだまだ出来ることは有りますし、まだまだ知識を植え付けることは出来ます。

最終日に、「あ~良かった。」と終われるよう、明日も全力で駆け抜けたいと思います。

さて、話は変わって…

今日はあるブログの記事について僕も感じていることをちょっとだけ触れさせて貰おうと思います。

ある記事というのは、まだ一回もお会いしたことが無いのに親近感一杯の山形のふくだ先生という塾講師の方のブログの記事です。

私のブログでもお気に入り登録をさせて頂いている先生です。

僕は新聞でこの事実を知り、福田先生のことが頭に過っていました。

もし塾生だったら、塾生のお友達だったら…と。

そうでなければ良いということでは勿論無いのですが、ただそうであったなら本当に大変な状況におありだろうと思ったのです。

そして、今日のブログを拝見したのですが…

仮に学校にスクールカウンセラーという役職を置いたところで、

その人が全生徒のことを見てあげられるのか、心の痛みを理解できるのか・・・

そして子供たちが信頼して相談に行くことができるのかが問題点として残ります。

一人の人間があれもこれも、どんな生徒も分け隔てなく、アンテナを張るのは無理ではないかと思うのです 

激しく同感させられました。

最近打ち出された英語教育の方針と言い、今回の件に関する学校にカウンセラーという対処といい…

あくまでシステム的な対処では限界があり、その効果もかなり限定されます。

マニュアルだってそうでしょう。

マックとか大手のFC展開している会社とか、「平均的なサービス」を求めるのならシステムやマニュアルで対処出来る面は多々あるでしょう。

「均一」という目的であれば大きな成果を発揮するのがシステムであり、マニュアルでしょう。

でも…

対人です。絶対に万能な対処法なんてないですし、マニュアルなんぞ通用しません。

思春期にある子供たちの悩み…それは「カウンセラーを置きました」という対処で解決できるレベルではないと思うのです。

周囲にいる大人が子供たちに関心を持つこと。

過干渉をするのではなく、見守りながら、その子を知っている大人がその人その人なりの想いで接していくこと。

それに尽きるんじゃないかって僕は思います。

偉そうなことを書いておきながら、僕自身そのアンテナ常に高感度で張れているかと言えばまだまだです。

「じゃあ、スクールカウンセラーを置く以外にどういう方法があるのか言ってみろ!」と言われても、

これという方法はありません。

ただ、だからこそ学校なり、地域なりが考えていくべき課題であると思います。

万全な方法は無いのだから…

だからこそ、みんなが関心を持って考えていかなければならないんじゃないかって…

僕はそう思います。