対策20日目~定期テスト前日のようすから~

附属中の定期前日です。
どの学年の生徒も準備万端とは言えないかもしれませんが、大切なのは3週間みっちり勉強したその成果を丁寧に解答用紙に置いてくることです。
何度も伝えましたが何度でも伝えたいのが問題文のミスリードは勿体ないでは片付けられない根深さがあります。
先入観を捨てて、問題文の1文字目から最後の文字まで飛ばさずに読んで下さい。
頑張ってきてね。

定期テスト前日となった附属中学校は1年生も2年生も私が教室を担当しました。
終日フリー演習という時間割だったため、各々が心配な箇所を進めて貰ったわけですが、
そのようすを見て、苦戦することが多い子毎回キチンと結果を出す子でやっている内容に差があることに気が付きました。
「前日にコレは意味無いのでヤメナサイ!」と元々指導していることも含めて、まとめて書いてみたいと思います。

◆苦戦する子…定期テスト直前だというのにまとめ中心の勉強。
テスト直前は仕上げの時間だというのに、まとめ中心の勉強をしてしまう。
綺麗にまとまったノートを眺めて満足し、たくさん勉強した気になってしまう良くない勉強法のうちの一つです。
◇結果が出る子…演習済みのテキストの誤答を中心に解きまくる。
当然、仕上げをするとなれば一度やったテキストやプリントの「間違えたところだけ」をやればいいわけです。
全部やろうにも時間は有限ですから。これらの理由から…
苦戦する子…特定の教科の特定の教材に執着している。
結果が出る子…教科や教材が目まぐるしく変わる。
という共通点がありました。

◆苦戦する子…定期テスト直前だというのに提出課題に追われている。
さすがにそれは自己管理してくれよ(-_-;)と思いましたが、今日3名の生徒がこの状況であることが発覚。
結果的にうち2名はそれほど時間も経たずに完了し、テスト勉強に戻れましたが…
◇結果が出る子…塾で課されているToDo以外の学習も計画的に進めている。
結局、これに尽きるような気はしますが。計画的に取り組んでいるか、課題が出された瞬間に手を付け始めているかのどちらかですね。

◆苦戦する子…定期テスト直前だというのに、質問の内容が基礎的な内容。
言葉を選ばずに言うと質問のレベルが低い。今それ聞くの?みたいな内容のことを聞いてくる。
1週間、2週間前にその質問がなぜ出なかったのか?
◇結果が出る子…質問は少なく、あるとしても記述問題で「これ正解になりますか?」という内容。
結果が出る子は仕上げの段階にキチンと入っているため、不明問題の質問よりも、減点対象を減らすことに重きを置いた質問に自然となるわけです。

他にも「前日の勉強」にはさまざまな個性がありました。
個人的に興味深いものもありましたので、ここには書きませんが次回の対策にフィードバックできそうなのでそうしたいと思います。
対策特訓はまだまだ続きますので、まだまだ続く中学校をドンドンいい方向に導いていきたいと思います。

そして…余談ですが今週からドカ雪って、マジか(-_-;)
しんどみ。