対策特22日目~実践問題を終えて②~

後半組の実践問題演習が終わりました。いや、正確には数英を土曜日に残しています。
前半組にも伝えたようにあくまで実践問題の目的は現状の「穴」を明確にすることです。
中学3年生の模試や実力テストと同じ位置づけですね。
つまり大切なのは実践問題の演習です。
しっかりと丁寧な直しをして欲しいと思います……
ということを伝えた上で、今日は演習を終えた実践問題の直しを中心に取り組んで貰いました(中2)。
今日のところは「直しをしましょう」とそれ以外の指示はほとんど出さずにやってもらいましたが…
各々「教科書」「塾テキストのまとめページ」を駆使して不明点を解決、まとめながら、その上で解き直しに取り掛かってくれました。
これらを読んでもなお不明な点を自ら質問してもらう形で実践問題の直しが進んでいきました…
素晴らしいですね。と一言伝えたわけなのですが、これに加えて…
こういう勉強を普段から実践しようね
とも伝えました。

話は飛びますが、塾で定期的に実施している「課題テスト」は
もともと「対策特訓が始まる前にある程度知識を入れた状態でスタートできるように」というコンセプトでした。
ただ、こういう意図で実施していた課題テストも、単なる丸暗記で乗り切ってしまい、
結局知識ゼロの状態、学校のワーク進度ゼロの状態で対策特訓をスタートしてしまう子も少なくありません。
※これに関しては熟考に熟考をしている最中。どうすれば問題点をクリアにできるのだろうか?
だから思うのです。普段から教科書を熟読し、塾テキストのまとめページを熟読し、
「知識を得る」という目的で勉強ができていれば、今こんなに苦労しなくて済むのに、と。
毎回激烈な結果を出している子はやはりこれができているのでしょう。
現時点でも(教科によってばらつきのある子はいますが)実践問題の点数が及第点まで採れている子で、
学校ワークの進度が遅れている子がいません。
そう…一人たりともです。
学校ワークを遅れなく進めていれば点数が採れる!というわけではなく、あくまで結果論ではありますが、
やはり目的の伴った学習ができているか、そうでないかには雲泥の差があります。
対策特訓はまだまだ続きますが、既にテストを終えている附属中・外旭川中の生徒は、
ぜひテストが終わった直後から歩みを止めずに頑張って欲しいと思います。
そして対策特訓が現行している中学校もこの感覚を忘れずに…
大切なのは次に活かしていく事です。
頑張りましょう。