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昨日は3年生の一斉授業でしたが、
先週の授業内容の確認をするための単元テストについてです。

一斉指導、自学指導、そして宿題と、
同じ単元を週3回以上勉強するのが基本的な流れになっています。

特に宿題については、
この単元テストに向けての勉強にもなるので、
翌一斉指導前、つまり土日には必ず取り組むようにと生徒たちには伝えています。

そこで昨日、宿題の実施状況を確認したところ、
1名を除き全員が取り組むことができていました。

その上で取り組んだ単元テストですが、
ある英語が苦手な生徒が一問だけ惜しい間違いがあったものの、
95点という好結果を取ることができていました。

本人は満面の笑みを浮かべ、
周りは少し危機感を感じているようでした。

すごく真面目に勉強に取り組み、
わからないところは質問し、
コツコツ積み上げてきた結果だと思います。

もちろんまだまだ課題はありますが、
こうして結果となって表れることは非常に嬉しいことですし、
本人も手応えを感じているはずです。

一方、宿題ではすべて〇になっているにも関わらず、
テストでは×が多くなっているという生徒もいます。

こうした現象はなぜ起こるのでしょうか。

残念ながら〇と×の逆転現象は、
成績の伸びぐあいに大きく影響します。

そもそもテストの時以外は、
×が付くことには良いことしかありません。

なぜなら、自分のできないところがわかるからです。
それをテストの時までに〇に変える勉強をすることができればいいのです。

上位層や成績の伸びやすい生徒ほど、
このことを分かっていて×をつけることに躊躇しません。

わからない問題は前のページを振り返ったり、
解説ページを読んでみたり、
また間違えているのを見つけては、
消しゴムで消して書き直して丸にしたり、
付け加えて書いたりしているようなことを繰り返すと、
いつまでも成長しません。

60点～70点くらいに落ち着いてしまっている場合は、
宿題への取り組み方から見直す必要があります。

できなかったことをできるようにすることが勉強なので、
自分ができないことを見つけるのがスタートです。

まずはこうした取り組み方や意識の部分から改善できるようにしていきましょうね。