質問の質を上げましょう
昨日は急遽、一年生の授業で理科を勉強しました。
質量パーセント濃度と溶解度について、
単純な暗記で解けるようになる問題ではありません。
質量パーセント濃度については、
方程式の利用における食塩水の問題にも関係してきますね。
公式を覚えることも大切ですが、
溶媒とは何か、溶質とは何か、
問題文からそれらを正確に読み取らなければいけません。
また溶解度については、
グラフを使って答える問題が多いので、
これも問題をよく読んでグラフをどう活用するかを考えなければいけません。
昨日ある生徒が、
学校の単元テストでどうしても分からない問題があると質問してくれました。
わからないところを解決するために、
こうやって質問するということはすごく大切なことです。
もちろん調べればわかることなら、
自分で調べるべきです。
英単語の意味を聞いてくる生徒もたまにいますが、
そういう質問をしていてはいつまでも成績は伸びません。
数学の問題でも、
「この問題が分かりません」ではなく、
解説を一緒に持ってきて、
「ここまでは分かったんですが、
この式がなんで出てくるかが分かりません」
と具体的に聞ける生徒もいます。
わからない問題をそのまま放置したり、
赤ペンで答えを書いて終わってしまうのはいけませんが、
少しずつ質問の質も上げられるようにしていきましょう。
勝平中は定期テストまで今日明日と残り二日です。
惰性で勉強するのではなく、
目的を持って勉強できるようにしていきましょうね。