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言われたことを素直に行動に移すことができるかどうか、
簡単なようですが全員がこれをできているかというと決してそうではありません。

例えば先週3年生の一斉授業では、
「受験生としての一歩目を踏み出そう。
具体的には、夏休みまでを一つの期間として考えて、
自分が苦手な教科、単元を一つでも二つでも克服するための勉強をしようね。」
という話をしました。

期間がどのくらいあって、
テキストはなにを使うか、
そこから逆算して一週間でどのくらいのページを目安に進めていくのか、
そういうところまで伝えました。

3年生は授業日以外に教室に来て勉強する「自学登塾」も始まっていますので、
勉強の様子は私も見ています。

そうすると、
3分の1くらいの生徒は理科や社会の勉強に励んでいました。

中には金曜日に出された宿題を必死にやっている生徒もいます。

宿題は必ず週末、土日に取り組もうということは、
3年生に限らず１，２年生にも伝えていますね。

授業から日をあけずに取り組むことで、
記憶が残っているから時間もそれほど掛からず、
しかも思い出しやすくなるので記憶にも定着しやすいというメリットしかありません。

さらには一度やった内容なので、
自宅でもスラスラ手が進むという狙いもあります。

これをせっかく授業日以外に登塾している日に教室でやるのでは、
あまりにももったいないと思います。

自宅よりは集中できる環境の中で何を勉強するのか、
塾に来て勉強することが目的ではありません。
受験生として苦手な単元を克服するために使える時間にしていきましょうね。