実力テストに向けて

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受験生はGW明けに初回の実力テストが行われます。

先日には範囲表を持ってきて、
どのように勉強すればいいのかと質問に来てくれる生徒もいました。

年8回行われる実力テストですが、
定期テストとは異なり範囲はそれまで習った単元が全てとなっています。

そうすると忘れている単元も多く、
定期テストよりは大きく点数が下がってしまう可能性が高いです。

それを一年間かけて、
忘れているところを思い出し、
さらには応用問題にも対応する力をつけていくことが受験勉強となります。

当然のことながら、
範囲表を見て勉強しなければ、
結果は残念なことになると思います。

一方先輩たちの中には、
範囲表に何が書かれているかを暗記し、
完璧に答えられるという生徒も少なくありませんでした。

GWは学校がお休みになりますので、
その期間にしっかりと準備して臨んでほしいと思います。

特に理科と社会は、
範囲表を見て勉強しやすい教科です。

例えば、今回社会の範囲には、
「主な古代文明」と書かれています。

四大文明は中1の最初に勉強した内容なので、
記憶が曖昧な生徒も多いのではないでしょうか。

・場所
・川
・文字
等、それぞれの文明には特徴がありましたね。

それを塾テキストや学校ワーク、
そして教科書を使って確認しましょう。

特に生徒たちには常々伝えていますが、
「教科書」に書かれてあることが高校入試に出題されます。

ネットでは、
中学校範囲を超えたことが書かれているものもありますので、
何かを調べるときにはまず教科書を使うようにしましょう。

文字だけでなく、図や写真、
そうしたことを確認して実力テストの勉強を通してもう一度思い出してみてください。

知識は、
覚えて、忘れて、
また思い出してと繰り返すことで深く残ります。

今テスト範囲を見て勉強することが、
そのまま入試で力となります。

そういう大切な機会でもあります。

受験生としての一年ですから、
これまでの二年間と同じ過ごし方はできません。

受験勉強として、
勉強の比率を少しずつ大きくできるようにがんばっていきましょうね。