国語

夏がすぐそこまでやってきているような天気ですね。
週末は中総体がありますが、
熱中症等には十分に気を付けて頑張ってほしいと思います。

さて、昨日は3年生の国語の授業でした。
普段は数学と英語の授業なので、
国語の授業は新鮮だったのか、
いつも以上に集中して話を聞いてくれていましたね。

国語については、定期テスト対策と受験対策では、
勉強の仕方が大きく変わってきます。

もちろんテストの解き方も変わってきます。

まずは受験生として、
これからどうやって国語の力をつけていくのかを話しました。

「勉強の仕方が分からない」
「日本人だから国語は大丈夫」

こうした声を聞くことも時々ありますが、
国語こそ地道な勉強を積み重ねなければいけない教科はないと私は思います。

まず必須となるのが辞書です。
説明文では難しい言葉も出てきますので、
その都度意味の分からない言葉は辞書で意味を調べ、例文を確認し、
語彙を確実に増やしていくことが必要です。

これなしでは国語の点数アップは期待できないと断言できるほど重要なことです。

次に直しです。
読解問題を解いた後は、
解くのにかかった時間と同じくらいの時間を掛けて直しをしましょう。
たとえ正解した問題でも必ず解説を読んで、
自分の考え方は正しかったのか、根拠分はあっていたのか、
そういうことを一問一問確認しましょう。
(本文へのマーカーチェックは必須です)

他にも指示語や接続語の役割等、
細かいテクニックはいくつかありますが、
これも順を追ってみんなには伝えていこうと思います。

昨日は『握手』を解いてもらったのですが、
正解不正解以前に、
□問題文へのマーキングを徹底する
(抜き出し、語句指定、選択等、まずは正解するための土俵に立たなければいけません)
□自分の解答の根拠となる文に線を引く
これらがまだまだ甘くなっています。

読解問題を解いた後のテキストが、
あまりにもきれい過ぎます。

これについても、
授業を重ねながら何度も何度も伝えていきますので、
少しずつ定着させていきましょうね。