宿題は何のため?
休塾期間中の宿題チェックを始めています。
内容としては春期講習の復習ですので、
これをしっかりとやっているかどうかで、
講習内容の定着度が大きく変わってきます。
私たちは宿題をチェックする際に、次のようなことに注目しています。
①指定範囲を終えているか
②丸付けが正確にできているか
③間違えた問題の原因を明らかにしているか
④解き直しをしているか
昨日は1年生と2年生の一部生徒たちに宿題を確認しましたが、
特に③④が不十分だった生徒が多くいました。
これは宿題だけに限ったことでは無く、
普段の授業の時から徹底しなければいけません。
勉強とは「出来なかったことを出来るようにすること」なので、
まずは自分ができなかったことを明らかにする必要があります。
その上でどうしてできなかったのか、
何が足りなかったのかを真剣に考えて、
それを解決してからもう一度自力で解くことが必要です。
こうした勉強のサイクルをしっかりと作っていくことで、
テストで結果につながってきます。
今週いっぱいでノートを確認していくので、
生徒の皆さん自身もこうした点についてもう一度確認してみてください。
もう一つ、
3年生には現時点の志望校と、中総体までの自学希望を提出してもらいました。
19期生となるこの学年は、
半数以上が二年前から一緒に勉強しています。
そういう意味では勉強の仕方や意識が高いクラスでもあり、
もちろんポテンシャルも十二分に感じています。
テストに向けて必死に努力できる生徒も非常に多いです。
ですので、伝えるべきことはしっかりと伝え、
その上でどういう行動をするのか、どこでどれくらい勉強するのかを本気で考えてほしいと思います。
3年生にとっては夏休みまでの3か月弱が一つの山場です。
部活動が忙しいからという理由で勉強を疎かにするのではなく、
忙しいながらも少しでも積み重ねることができるような勉強をしていきましょうね。