実力テストが返却されたら

3年生は実力テストの結果が返却され始めましたね。

この一年間で8回受けることになりますが、
大切なのは受けた後に何をするかです。

おそらくほとんどの生徒は、
定期テストとの点数差に驚いていることでしょう。

範囲が圧倒的に広いので、
その分忘れていることも多くあるでしょうし、
テスト範囲を見ての勉強がしにくいということもあります。

ですが、
入試を見据えるとこのテストで点数を取っていく必要があります。

平均点や順位こそまだ出ていませんが、
まずは自分が平均点からどのくらいの差があるのかを確認しましょう。

それが現在の立ち位置です。

ここから一年弱を掛けて、
志望校との距離を縮めていくことになります。

もちろん周りも努力しますので、
平均点との差というのはそう簡単に上がるものではありません。

単純に周りと同じだけの努力量だと、
その差は変わらないということです。

ただ焦ってやみくもに勉強するのではなく、
自分ができないこと、弱いことを、
一つずつ埋めるような勉強を継続する必要があります。

そのための勉強、
そうです、もう分かりますね。

テストが終わったら「テスト直しノート」を作成してください。

今までは年4回(3回)の定期テストの時だけでしたが、
今年はこれに加えて実力テストと模試の直しが入ってきます。

ほぼ毎月テスト直しに取り組むことになりますが、
これが実力テストの点数を上げるためには絶対に必要な勉強です。

提出しなければいけないからと雑にやってしまったり、
そもそも取り組んでいなかったり、
そういうことがあると点数を上げることは難しくなります。

間違えた問題は丁寧に、
自分には何が足りないのかを考えながら真剣に取り組むことで、
初めて力になってくるのです。

昨日も早速何人かはテスト直しについて質問に来ましたね。
そうそう、そうやって最初の一歩を踏み出すことが大切なんです。

着実に自分をパワーアップさせていきましょうね。