夏を経て

キャンパスの受験生は、
夏休みで大きく成長します。

それは学力的な意味でももちろんそうですが、
なにより一気に勉強する体力、そして意識が上がります。

午前中から夕方までは授業、
そしてほとんどの生徒が夜は居残りでその日の復習を中心に勉強をしてきましたね。

これを約一か月間です。

そうすると以前は数時間の勉強でぐったりしていた日もありましたが、
見る見るうちに手の動きも顔つきも変わってきました。

こうなると強いです。

夏休み明け一気に点数が跳ね上がるということは多くはありませんが、
これから実力テスト、そして入試本番で目標点数を取るためには、
絶対に必要な土台をつくることができました。

藁の家、木の家、レンガの家、
有名な三匹の子豚のお話がありますね。

時間は掛かっても、
頑丈な家が最終的には残ったというお話です。

勉強もそうです。
難しい問題ばかりを解くのではなく、
基礎を確実に、そして素早く解くことが結果的に良いということでもあります。

この夏を乗り越えたという経験は、
受験生にとって本当に貴重なものです。

どこかに遊びに行った、
家でゴロゴロしていた、
ゲームをやりまくった、
夏休み明けの学校ではもしかしたらそんな話を耳にしたかもしれません。

一時の楽しさを得ることにうらやましさを感じることもあるかもしれませんが、
もう過ぎた話です、終わった話です。

それよりもみんなは、
誰もがやろうと思ってもなかなかできない経験をしてきました。
そしてこの経験はこれからの受験勉強に、
さらには卒業後、大人になってからも必ず活きてきます。

胸を張って、自信を持って、
これからの受験期を乗り越えましょう。

さぁここからです。
一緒に進んで行きましょうね。