今日で私立高校の併願入試も一段落です。
今日のテストに向けて昨日は一足先に体を休める生徒も沢山いましたし、
何も変わらずいつも通り教室で勉強する生徒もいました。

また学校が3時間で終わるということもあり、
午後からすぐに教室に来て勉強を始める生徒もいます。

泣いても笑っても残り27日です。
雪が降ろうが晴れていようが、
元気一杯だろうが疲れていようが、
入試本番までの時間は変わりません。

そうであるならば、
今この瞬間も大切に過ごすべきだと思います。

すべての行動は自分自身に結果として返ってきます。
一生に一度の高校受験という機会を、
史上最高に努力して挑むことができるように、
一日一日を大切に過ごしましょう。

さて、昨日は一年生で地理の授業を行いましたが、
課題が浮き彫りになりましたね。

「国名と位置が一致しない」

これはかなり致命的なことです。
国の名前はなんとなく聞いたことがある、
でもどこにある国なのかわからない、
そういう答えが多かった印象です。

これは勉強というよりも、
普段の生活でそういう疑問を持ち、
その度に解決しようとしているかというのもすごく大きいと思います。

例えばニュースで「ソマリア」という国が出てきたとします。
通称『アフリカの角』と呼ばれる国です。

じゃあソマリアはどこにあるんだろう、
それを家族間で話題に出してみたり、
実際に地球儀で探してみたり、
そういうことの積み重ねなんです。

日本の位置は分かっているとしても、
イギリスがどこにあるのか、オーストラリアがどこにあるのか、
それが曖昧な生徒が思った以上に多くいました。

昨日はそれが分かっただけでも大きな収穫です。
これをこのまま放置してしまうと、
来年再来年に苦労してしまうことは明らかなので、
勉強するときには地図帳を必ず使うようにしましょう。

またこういう時代でもあるので、
アプリで勉強するのも一つの方法だと思います。

テスト勉強を通して、
少しずつでもいいので成長できるようにしていきましょうね。