勉強合宿を経て②

【通塾生募集再開のお知らせ】
通塾生の募集を再開しました。募集人数は以下の通りです。
◆中学3年生・・・応相談   ◆中学2年生・・・募集中
◆中学1年生・・・残り8名  ◆小学6年生・・・募集中
まずは2週間の無料体験授業からお試しいただけますので、お気軽にお問い合わせください。

続きです。
2日目、朝8時から授業が始まり、
0時に授業が終わるという日程ですので、
実質メインとなったのがこの日でした。

各クラスに分かれて、
勝平、泉教室合同のクラス編成、
教科によって授業する先生も異なる中での勉強です。

こうした非日常の中で勉強するという機会はあまりないので、
すごく貴重な時間だったと思います。

私が担当したのは数学です。
テキストは実力テスト、模試、そして入試レベルの問題のみを集めていますので、
この合宿内で完結するというよりは、
合宿後も継続して、反復しながら使うものです。

そして授業を通してみんなに意識してほしかったことの一つが、
「過程記述」です。

高校入試において過程記述の問題が出されることはもちろん、
最近では定期テストでもよく見られるようになりましたね。

そして高校生になると全ての問題で過程を書くというようなテストもあります。

自分の考え方を整理することができますし、
解いている様子を見ている側からしても、
どこで躓いているのかが一目で分かります。

例えば、
(1)60°

と書くよりも、
(1)△ABCで中点連結定理よりBC//DE
よって平行線の錯角は等しいので、
∠ADE=∠ABC=60°

という具合です。

こうして物事を説明するということは、
数学だけでなく他の教科にも役立ちますし、
日常生活で他人とコミュニケーションを取る時にも活かされます。

初めはうまく書けなかったとしても、
練習しなければ書けるようにはなりません。

まずは自分の考え方を整理して書いてみることが大切です。

そうやって問題を解いていくと、
何となく解くことが減ってきて、
自分のできるところとできないところがはっきりしてきます。

そしたらそこを重点的に埋めるんです。

合宿内の授業でも、
どういう風に過程を書いたらいいかを説明したので、
自分で何か感じることがあればそれを今後に活かせるようにしていきましょう。

そして夜には卒塾生が来て話をしてくれる座談会がありました。
毎年子に時間が楽しみの一つなのですが、
実際に受験期を過ごしてきた先輩からの体験談を聞くことができるのは、
本当に貴重な機会です。

一日の過ごし方、
勉強方法、意識の持ち方、
沢山の話を聞くことができたので、
参考にできる部分はあったはずです。

まずはそれを実践し、
そして継続していきましょう。

特に時間の使い方については、
今までを見直すためのいいきっかけになったのではないでしょうか。

時間は誰にでも平等に与えられているものです。
その中でどれだけの時間を勉強に使うことができるのか、
本番まで残り五か月です。

無駄な時間をとにかく削りましょう。
スマホをいじっている時間は本当に必要ですか?
息抜きと称してそれが逃げ道になっていませんか?

もう一度自分の生活を見直し、
そして現状を把握したら、
変えられるところから変えていきましょうね。