先を見て
【令和5年度春期講習のご案内】
約二週間の短い休みですが、キャンパスの春期講習でははっきりとした目標があります。
教科を絞り、新年度の予習を進め、4月からの学校生活に余裕を持たせることを目指しています。
無料体験授業はいつでも受け付けておりますので、塾を検討している方は是非ご連絡いただけますよう宜しくお願い致しますm(__)m
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高校入試当日まであと一週間です。
受験生は各々の目標に向かって黙々と手を動かし続ける日々ですが、
1・2年生もその日は実力テストが実施されます。
定期テストと性質が大きく異なるものですが、
やはり範囲の広さが大きな違いでしょう。
定期テストは数か月分の学習内容が範囲となるので、
比較的勉強もしやすく、やればやった分だけ点数につながる部分が多いです。
一方、実力テストはこれまでに習った内容のすべてが範囲ですので、
しばらく前に習った内容は忘れてしまっていることが多いです。
先日、2年生は数学の対策を授業で行いましたが、
普段の定期テストの点数とは大きく離れていることがそれを証明しています。
クラス平均を取ってみても、
20点以上も下がっていました。
が、それ自体は大したことではありません。
現時点での点数の良し悪しはそれほど重要視はしていない為です。
特に2年生の皆さん、
約一年後にはこのレベルのテストで本番に挑むわけですから、
ここから一年掛けて力をつけていかなければいけません。
分かっていながら間違えた、
生徒たちはよく「ケアレスミス」という言葉を使いますが、
計算の間違いも、難問の間違いも、
同じ失点であることには変わりません。
実力通りの点数を取ることがいかに難しいことなのか、
きっと誰もが痛感することでもあります。
1,2年生内容で忘れている部分を思い出すこと、
まずはこれが受験勉強の土台になります。
一教科ではなく五教科、
普段の学校の勉強に加えてそれをやっていかなければいけないので、
必然的に勉強時間は大幅に増えます。
ただやるだけではなく、
覚える、定着させるということを大前提として、
一つずつ吸収し、前進していきます。
そうすることで少しずつ、
実力テストでも点数となって表れます。
自分の一年間の流れを考えてみましょう。
部活動をやっている生徒は引退の時期がいつなのか、
まずはそこが大きなターニングポイントです。
また引退の時期が周りよりも遅くなる生徒は、
その分春からしっかりと習慣を身に付けていかなければいけません。
ただ漠然と毎日を過ごすのではなく、
一日一つでも、一ページでも、
コツコツと積み上げていくことがどれだけ大切なことなのか、
毎年受験生の様子を見ていると強く感じます。
一年間はあっという間に過ぎます。
実力テストが終わったその瞬間から、
みんなは受験生になります。
体力的には大変な日々が続くと思いますが、
だからこそ得られるものがたくさんありますし、
だからこそ受験期に大きく成長します。
自分がこうなりたいという目標をしっかりと持って、
この一年間を過ごしていきましょうね。