丸付けも勉強のうちです

一気に冷え込みましたね。。。
寒い日が続きますので、
登塾時の服装もなるべく温かく、
寝るときも温かくして寝ましょう。

昨日は1年生の一斉指導でしたが、
次回の定期テストを見据えてコンパスを使った作図の内容でした。

冬休み前に一度授業を行っていること、
学校の授業でも比較的最近やっていること、
そうした理由から昨日は演習中心となりました。

そこで気になったのは、
やはり丸付けの甘さです。

チェックテストを実施した後に交換して丸付けをしてもらうのですが、
不明点があればその都度質問するようと伝えています。

ですが採点し終わった答案を見ると、
明らかにまちがえているのに丸を付けているものもチラホラありました。

作図の問題はできるだけ手順を少なく書いていく必要があります。

例えば、円の接線を作図する問題があったとしましょう。
「接線と接点を通る半径は垂直に交わる」ということを利用して解くのですが、
垂直な線を引くわけですから、
①垂線
②垂直二等分線
という二つの方法があります。

ではどちらがより完璧な解答でしょうか?

今回の問題では、
垂直という要素が必要なのであって、
二丁分という要素は不要です。

ですので①の垂線を作図すれば良いということになります。

そういう部分にも気を遣って丸付けすること、
解答と違う線が書かれていたら、
「これはどうなんだろう」
と疑問が浮かび上がってくるはずなんです。

それを、
何となく合っているから〇ということではなく、
少しでも不安があればそれを解決するようにしましょう。

それが勉強です。

ただ問題を解くだけではなく、
丸付けも同じくらい大切なんです。

そういうことも強く意識しながら、
間もなく始まるテスト対策講習もがんばっていきましょうね。