チェックテスト結果から
一斉授業では、毎週チェックテストを実施しています。
目的は一つです。
前の週に勉強した内容が、しっかり定着しているかどうかを確認するためです。
問題は、主に宿題のページから出題しています。
しかも、少し形を変えたり、難しくしたりしているわけではありません。
宿題のページから、まったく同じ問題を10問出題しています。
さらに言えば、その宿題自体も、授業で一度解いている問題の反復です。
つまり、生徒たちは授業で一回、宿題で一回、最低でも二回は同じ問題を解いていることになります。
では、そのチェックテストでは何点を取るべきでしょうか。
答えはもちろん、満点です。
「できたら満点を目指そう」ではありません。
満点を取るべきテストなのです。
来週からは夏期講習が始まるので、3年生の4月から夏休み前までのチェックテストの結果を集計しました。
残念ながら、数学・英語ともにすべて満点だった生徒はいませんでした。
一方で、毎回合格ラインである10点中9点以上を取り続けた生徒は、数学で1名、英語で2名いました。
また、平均点が最も高かった生徒は、数学が9.8点、英語も9.8点でした。
平均点が9点を超えている生徒は、数学で7人、英語で4人です。
毎回安定して高得点を取り続ける生徒もいます。
最初は苦戦していたものの、少しずつ点数を上げてきた生徒もいます。
一方で、調子の波が大きい生徒もいますし、残念ながら、なかなか点数が上がってこない生徒もいます。
ただ、忘れてはいけないことがあります。
チェックテストの問題は、事前にすべてわかっています。
しかも、授業と宿題で二回は解いています。
つまり、「難しかったからできなかった」という言い訳は通用しません。
満点を取ることができるテストなのです。
もちろん、塾に通っているだけで成績が上がるわけではありません。
教室に来て、席に座っているだけで点数が伸びるほど、勉強は甘くありません。
私たちにできることは、勉強のきっかけを作ること、頑張れる環境を整えること、そして適切なタイミングでアドバイスをすることです。
しかし、実際に勉強するのは生徒自身です。
問題を解き、間違えたところを見直し、もう一度解き直す。
そうした積み重ねをして初めて、力は身に付きます。
そして、その努力は、決して一人では続けられないこともあります。
周りに頑張っている仲間がいるからこそ、「自分もやらなければ」と思えることもあるでしょう。
だからこそ、塾という環境をうまく利用して、自分自身を高めてほしいと思っています。
少し厳しい言い方になるかもしれませんが、たった10問のチェックテストに本気を出せない人が、定期テストで結果を出せるでしょうか。
高校入試で、自分の力を発揮できるでしょうか。
私たちが毎週チェックテストを行っているのは、単に知識を確認するためだけではありません。
本番で結果を出すための準備をしているのです。
毎週の10問は、決して小さなものではありません。
その10問を大切にできるかどうか。
そこに、勉強に対する姿勢が表れます。
成績は、一日で大きく変わるものではありません。
日々の積み重ねの先にあります。
もし最近、チェックテストの点数が伸び悩んでいると感じているなら、一度取り組み方を見直してみましょう。
夏休みは、自分を変える大きなチャンスです。
気持ちを切り替え、もう一度ゼロから積み重ねていきましょうね。
