サイクルを作りましょう
18期生が高校生活を過ごして約二週間が経ちました。
時間を見つけて教室に勉強しに来ているA、
テスト前に集団で勉強しに来た高専組、
新しい制服で勉強しに来たHとA、
みんなそれぞれのステージで思い思いに過ごしているようです。
話をしてくれる表情はすごく明るくて、
聞いているこちらも嬉しくなりました。
新たな環境へと踏み込むことには、
大きな期待に胸を膨らませると思います。
私もそうでした。
小学校から中学校へ、
中学校から高校へ、
そして大学、社会人、
新たなスタートはいつも新鮮でした。
我が家ではこの春、次女が小学校へと入学しました。
幼稚園には上の二人と比べても誰より楽しそうに通っていた彼女ですが、
慣れないということもあり最近はすごく緊張しているようです。
上の子二人がそうだったように、
これを乗り越えてたくましく育ってほしいと思います。
さて、中学生も新年度が始まって二週間ほど経ちましたが、
生活のサイクルは固まってきましたか?
新年度はどこかふわふわしがちなところもありますが、
ここで土台をしっかりと作っておくことが大切です。
塾でのサイクルとしては、
①一斉授業を受ける
→間違えた問題の解き直しや当日残りを解く
②個別授業を受ける
→翌日や遅くても翌々日に宿題に取り組む
が一般的なサイクルです。
これによって、
同じ単元の内容を少なくとも3回繰り返すことになります。
分からなかった問題や間違えた問題は、
なぜそうなるのかをしっかりと考え、
解答解説やテキストの例題ページ等を読み、
それから自力でもう一度解くことで初めて力になります。
そして次の一斉授業時には単元テストを実施しますので、
そこで点数という結果が出ます。
全く同じ問題と言うことではありませんが、
使用しているテキストと連動しているテストになるので、
難易度が特段高いということも無く、
上記のサイクルを丁寧に進めることで満点を取れるようになります。
もしそうでなければ、
何かが足りていない可能性が高いです。
こうして一週間のサイクルをしっかりと作った先に、
定期テストや実力テスト、そして高校入試へとつながります。
習慣は作ってしまえばあとはそれに沿っていくだけですが、
作るまでが大変なことも事実です。
決まった時間、決まった曜日に取り組むよう決めてしまうことが、
定着させるためには有効です。
その日の気分に流されることなく、
しっかりとサイクルを作っていけるようにしましょうね。