グレートな国
涼しくなったと思ったらまだ暑い時間帯もあり、
季節の変わり目を感じられる時期になりました。
私たち日本人は温帯に住んでいるからこそ四季を感じられるのであり、
世界には一年中暑かったり寒かったりする国や地域もあります。
そういう面ではすごく恵まれた環境だと思います。
そんなことを昨日3年生の社会の授業をしながら考えていました。
世界には私たちが知らないことがたくさん溢れています。
例えば、
昨日の授業では表からオーストラリアに当てはまるものを選びなさいという問題がありました。
オーストラリアと言えばどんなイメージを持っていますか?
カンガルーやコアラ等のユニークな動物、
グレートバリアリーフ等の壮大な自然、
他にもエアーズロック、オペラハウス、ラグビー、オージービーフ、
日本とは大きく異なる国だということは何となくイメージできるかと思います。
でも実は、オーストラリアは国土の約20%が砂漠であり、
大部分が乾燥帯ということは知っているでしょうか?
余談ですが、私は地図帳が大好きです。
学生の頃は隙間時間に地図帳を眺め、
自分のお気に入りの地名、山脈や平原などの地形名を見つけていました笑
オーストラリアの砂漠と言えば、
グレートヴィクトリア砂漠、ギブソン砂漠、リトルサンディ砂漠等があり、
どれもワクワクするような名前ですね。
話を戻します。
昨日の問題では、
表の中に極端に森林面積の低い記号があり、
それをヒントにオーストラリアを選ぶという問題でした。
正解できたのはわずかに3人、
その内の一人になぜそれを選んだのかを聞くと、
「砂漠が多いので木があまり生えていないと思いました」
とのことです。
素晴らしい!
夏期講習でオセアニア地域の授業をしたときに、
実際に地図帳を見て確認し、私のお気に入りの砂漠も紹介しました。
それがしっかりと頭に残っていたとのことです。
テストには勉強したことがない内容は出てきません。
もう少し正確に言うと、教科書に書いてある内容から出されます。
授業でやったことがある、
教科書で読んだことがある、
それをしっかりと記憶に残すことでテストの点数につながります。
もちろん人間ですから、
一度見聞きしただけ覚えられるということはありません。
ましてやあまり好きではないこと、興味がないことであれば、
すぐに忘れてしまう可能性もあります。
だからこそ反復する必要があります。
私も特に理科や社会では同じことを意図的に繰り返すように話をしています。
夏休み前に比べると、
大分反応が良くなってきた生徒もいますが、
苦手教科になっている生徒ほどノートにメモしたことは毎日見るべきだと思います。
書くだけでは覚えられません。
聞いただけでは覚えられません。
反復が必要です。
中3は夏休み以降は授業教科が5教科になります。
苦手なことからも目を背けずに、
残り半年間はすべてに向き合って勉強していきましょうね。
