中学入学準備講座終了

昨日をもって約一か月間の中学入学準備講座が終了しました。

小学生のうちに固めておきたい算数内容、
中学生の軸になる必要な英語の知識と勉強方法、
大きくこの二点について一緒に勉強しました。

中学生になると算数から数学に変わります。
どちらも数や形を扱う教科ですが、
一番大きな違いは「マイナス」を使って考えることでしょうか。

もちろん今まで以上になぜそうなるのかという過程がより大切になってくるのもありますが、
実は算数で勉強した内容は数学でも勉強します。

例えば、比例反比例は中1の夏から秋にかけて詳しく勉強しますね。

したがって、
中学校になり数学を苦手に感じるという場合、
実は算数に穴があってそれを放置してしまった結果だということが多いのです。

よって準備講座でも、
中学校の数学でつまづかないために、
特に大切な算数の単元の復習をしていきました。

そして英語です。
書ききれないほど書きたいことがありますが、
小学校と中学校ではまったくの別教科と言えるくらい異なります。

決して大袈裟ではなく、
中学校1年生の夏休みまでの内容がしっかり定着させることができれば、
その後の英語の勉強でつまづくことはほとんどありません。

ということは、その逆も然りです。

また、先日の親子ガイダンスでもお話させていただきましたが、
現行の指導要領ではとにかく覚える単語が多くなっています。

それに加えて秋田県の高校入試では、
英語を「書ける」力が必要になりますので、
単語力の向上が不可欠です。

今回の準備講座では初日に範囲を告知し、
最終日には100問の単語テストを実施しました。
(すべて日本語→英語に直す問題です)

途中進捗を確認したところ、
若干不安な生徒もしましたので、
途中で何度か小テストも挟みました。

その結果、
見事に満点だった生徒もいたり、
小テストから大幅に点数を上げられた生徒もいました。

途方もない量に見えたものが、
一か月かけてコツコツ練習して成長を実感できたと思います。

その経験がすごく大切で、
中学生になった時の定期テスト、
そして最終的には高校入試に活きます。

以上のように非常に濃い一か月を経て、
小学生から中学生になるための準備をしてきました。

今週末からはいよいよ春期講習が始まりますが、
今度は中学生ではどんな勉強をするのかを学んでいきます。

一歩ずつでもいいので、
確実に前に進んで行きましょうね。