2025.May22一足早く6月NEWS内容を…

先週もGW課題添削についてふれましたが、
今週から中1の添削をスターとしています。
その中で多々感じることがあってNEWS6月号に書いたことがありますが、
今日からでも学習の取り組みを変えて欲しい為、
課題添削についての記事を一部掲載します。
特に中学1年生にしっかり読んで欲しいと思います。

①まだ未提出の子がいます…
 本記事を書いているのは5月19日ですが、提出期限が10日だったにもかかわらず本日時点で未提出の子が6名います(2年生2名、1年生4名)。当たり前のことですが、該当する6名は一斉授業のCTの合格率もすこぶる低く、一度もCT一発合格したことが無い子も複数います。
 同じ課題を出されているのに、同じ学校に在籍する同学年の生徒を比較しても、4月中に課題を完了させて提出している子がいる一方、本日時点でも提出されていない子がいるのは非常に残念なことですし、前者と後者との差はどんどん広がるというのは言うまでも有りません。
 どの学年でも繰り返し伝えていることですが、私は意味のない課題を出すのは嫌いです。逆を言えば、絶対にやっておかなければならないから課題にしていますし、しっかり取り組んでくれることで確実に学力向上に繋がると確信しています。だから、しっかり課題に取り組んでくれる子は時間をかけてしっかり前進していきますし、やらない子はいつまで経っても状況が変わることはありません。加えて、こういう課題を疎かにする子ほど、
◆定期テスト後に「どうして自分は点数が上がらないのか先生に聞いてきなさい!」と親に言われました。
◆受験生になってから「思うように伸びないですが、どうすれば良いでしょうか?」
と相談に来る子がいます。どうして定期で点数が伸びないのかと言えば、それは言われたことをやってないからです。受験生になっても点数が上がらないのは、やるべきことをやってこなかったからです。種も仕掛けも無い、当たり前の話だと思いませんか。
 話をスポーツに例えてみましょう。指導者が「これをやれば確実に成長するよ!」と教えているのに、それをやらない子が上手になると思いますか?最終学年になった時、個人競技であれチーム競技であれ、自身の納得がいくパフォーマンスを発揮できると思いますか?周囲には時間をかけて積み上げてきた子が沢山いる中で、自分はそれを怠ってきた…ならば、最終学年になった時に思うような自分になっていないのも当たり前なのではないでしょうか?
 自塾生を見れば、県や東北レベルで活躍する選手こそ絶対に言い訳をしませんし、提出物期限は厳守します。過去の卒塾生も在塾生もです。まずは、未提出の生徒は早急に提出する( 本紙が配布される頃には未提出生はいないと信じていますが)。そして、以後提出物に関しては期限を守る。そういうスタンダードを身につけて欲しいと思います。

②〇付けはすら正確にできないなら、学力向上は絶対に無理です
 春の保護者会や講習会の度に実施する親子ガイダンスでも繰り返し伝えていますし、毎年このGW課題添削でも触れていますが、〇付けは勉強の基本中の基本です。にもかかわらず、今年も一部生徒の〇つけが本当に酷いです。いや、問題数も多いので、時にスペルミスがあったり、?の抜けがあったりというのは私も理解できます。しかし、画像のようにどこからどうみてもスペルが違うのに〇がついているし、疑問文なのにほぼ全て?が抜けているにも関わらず〇になっている。これでは、そもそも課題の意味を為していません。中には、数学で明らかに数字が違うのに〇がついているとい子も複数いて、視力を疑うケースすらあります。
 勉強とは、×を〇にすること。できないことをできるようにすること。であるなら、〇付けを正確に行うというのは勉強の第一歩なわけです。認識が不足しているという自覚がある子は、是非今日の勉強から修正して欲しいと思います。
 そして、もう1つ。明らかに現状の学力と課題の出来具合が見合っていない子も複数います。毎回のように学年超上位にいる子ほど、相応の問題で間違えが有ります。対して、CTすら毎回不合格の子たちがほぼ全問正解になっているわけです。しかも、数学なら有るはずの途中式が無いのに正解なっていたり、途中までの式が間違えているのに最後の答えだけ正解になっていたりという、世にも奇妙な物語がそこに存在するわけです。おかしいですね?おかしいんですよ?こういう状況も、課題としての意味を全く成していない典型的なパターンです。誰のための課題なのかを今一度明確にして、普段の個別指導の宿題やCTのテスト勉強に活かして欲しいと切に願っています.
 本日時点で課題の添削は中2しか終わっていません。テスト対策がスタートする6月2日までに何とか返却できるようにコツコツ進めていますが、間に合わない可能性が日に日に増しています( 苦笑)が、ここまで添削を終えた生徒の中でも非常に良い取り組みが複数ありましたので、何点か紹介したいと思います。

◆とても良い質問
 英語に関しての質問ですが、多くの子がスルーしていましたが(画像参照)、こういう所で疑問を持てるのは勉強を丁寧にこなしている証拠ですし、そういう姿勢だからこそ学力もどんどん伸びていきます。ちなみに、こちらの生徒は他にも質問を書いていましたし、こちらの生徒以外にも不明点をメモしている子が複数いました。先述した様に、勉強の目的はできないことができるようになることであり、分からないことを覚えることでもあります。間違え、バツがあるのは学力向上のためには大切なことであり、分からない問題に赤ペンで答えを書いても何も変わりません。勉強とは何かをしっかり分かっているからこその取り組みなので、是非継続して欲しいと思いますし、他の塾生には参考にして欲しいと思います。
◆仕事力の高さと思いやり…
 今年も、ページが分かりやすいように付箋をつけてくれる子が複数いて、私は凄く助かりました。毎年GW課題はページ数が多いので、その確認だけでも結構面倒なのですが、こういう付箋をつけてくれると確認がスムーズです。こういう配慮ができる子は、恐らく将来仕事をしても重宝されるでしょうし、仕事以外の場面でも信頼されていくのだと思います。一方、同じ学年の子であっても
〇日付けすら書いていない
〇ページも目茶苦茶になっているので、その確認だけで時間を無駄に取られてしまう
〇そもそもページを意図的にとばしている
という子がいたのは、非常に残念でした。今できないことは数年経ってもできるようにはなりません。変えるなら、変わるなら「今」です。是非今日から意識して欲しいと思います。

以上です。
6月号NEWSは6月2日から配布&配信となりますが、
先述の通り是非今日から…
修正すべきは修正して欲しいと思います。