2025.Jan30①ミスじゃない。実力だよ?
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今日は諸々のバタバタで今になってしまいました。
ので、要点だけ。
昨日は中学3年生の一斉授業でした。
秋田県入試過去問の演習&解説です。
一部だけ抜粋するとこんな感じ。
ですが、
本当に気になったのが、
「不注意」を「ミス」で片付ける意識の低さ
と
それを「実力不足」と捉えられない甘さ
でした。
例えば、
角BACを求める問題なのに角BACを求めている。
例えば、
約分ミスで答えが違ってしまっている。
例えば、
証明の条件で「それぞれ」を抜いてしまっている。
こういうのは、
ミスではなく実力
なんです。
スポーツでもありますね。
例えばゴール前でドフリーなのに、
シュートはゴールのはるか上へ…
これをサッカーでは「宇宙開発」と言いますが、
それをやらかした選手は言います。
ミスった~!
と。
でも、
実際にはそれをやる選手は同じことを繰り返していることが多いんです。
前の試合でもやった。
その前の試合でもやった。
仮に10回に1回上手くいったとすれば、
その上手くいった1回こそが「ミス」だと思うのです。
10回中9回外すのが実力。
たまたま上手くいった1回こそが「ミス」。
入試では…
1問が合否を分けます。
1教科につき1問下らない間違えが有れば、
5教科では15点以上です。
15点…
合否は完全にひっくり返りますね。
だからそれは「ミス」ではないんです。
そういう間違えをするのが、
今の自分の「実力」であり、
そこと真摯に向き合って修正しようと日々努めなければ、
当然本番でもそれをやってしまうのです。
昨日の様子を見ても、
その実力不足を軽く見ている子があまりに多いですね。
なんでヘラヘラしていられるのか?
そういう間違えで合否が分かれ、
3月13日に高校に見に行った際に自身の受験番号が掲示板に無かったら、
どういう気持ちになるのか?
親でも兄弟でもない。
当然私でもない。
その学校に行きたいのは君
でしょ?
なのに、
そんなんで良いのか?
私はそう思うし、
だからこそ昨日はストレートにそれを伝えました。
何とかなると思ってはいけません。
受験生はみんなそう思っているんです。
自分は何とかなるだろ…と。
違うんです。
何とかなるなんて思うのは甘いんです。
何とかするのは自身の日々の積み重ねなんです。
勉強を舐めてはいけません。
勉強を甘く見てはいけません。
昨日伝えたように…
仮に念願叶わなかったとしても、
これだけやったんだ。
家族にはサポートしてもらって、
親には本当に申し訳ないけど、
やることは変わらない。
3年後に目指すべき道は変わらない。
高校は変わってしまうけど、
受験勉強での経験を活かして、
また今日からリスタートするんだ。
と。
そんな簡単に割り切れるものではないでしょうが、
やり切った人にしか分からない感情と想いは絶対にあります。
そして、
そのくらい「やり切った」と思えるような日々を過ごさないとダメなんです。
あと34日…
あっという間ですよ?
今目の前にある1問と、
もっと真摯に向き合うべきだと僕は思います。