2024.Sep11①この状況を学校の先生はどう思っているんだろうか?
◆学習塾の選び方
以前書いた記事です。塾選びのご参考に…
◆19期生高校受験体験記
19期生と保護者様から頂いた受験体験記です。是非ご覧下さい。
教科書改訂からはや3年半が経過し、
年を追う毎にこどもたちの学力の二極化を切実に感じるようになりました。
原因は複数の要因が絡み合っているとは思います。
◆コロナ禍による学習の停滞
◆指導要領改訂によって発生した問題
◆家庭環境
◆学習意欲
◆ネット社会
瞬間で思いつくだけでもまだまだ挙げられるほどです。
しかし、
ボーリングと同じでセンターピンは存在すると思うのです。
つまり
ここさえ正しく機能すれば、
必ず全体が良くなっていく
という存在。
私はそれが「学校」、「学校の先生」だと思っています。
自塾には教員が学校関係のお仕事をされている保護者さんも多く、
私自身もそういう保護者さん(=先生)から沢山の学びを頂いてきました。
こういう先生方から公教育を受けられる子どもたちは、
本当に幸せだよな~
と思う方ばかりです。
社交辞令ではなく。
ただ、
私も人のことは言えないのは重々承知の上で、
疑問を感じざるを得ない話も耳にします。
◆居眠りしている生徒は放置
◆部活の担当を持っているのに放置
◆私には理解出来ないようなルール
最近は至る所で働き方改革という言葉を耳にします。
学校教員についても同様で、
部活動の外部委託等で負担を減らそう。
給与面での待遇を改善しよう。
そういう動きも大きくなってきました。
ただ…
自身の仕事に誇りとプライドを持っているなら、
居眠りしている子を放置するか?
どうでも良いルールを強いて、
子どもたちの学びを阻害するか?
部活や委員会の担当をしたのに、
子どもたちを放置するか?
そんなことも思うのです。
そして、
一番強く思うのが学力の二極化です。
勿論学校は勉強だけをする場所ではありません。
憲法に従って教育を行う場です。
友人関係を学び、
団体行動を学び、
学校生活の中で思いやりや社会性を身につけるのも大切なことです。
部活動も同様で、
努力の大変さと尊さを体感し、
その先にある本当の楽しさを経験できる機会でもあります。
しかし、
勉強を疎かにして良いはずなんてない。
にも関わらず、
ここ数年の中学生の学習状況を見ると、
学校としての務めを果たしているのかどうか…
そもそもそこに疑問を感じることが有るわけです。
これは、
子どもが怠惰だから招いている結果なのか?
と。
これまでも、
目も当てられないような結果で面談に来た子が、
爆発的に学力を伸ばすのを何度も見てきました。
きっかけさえあれば…
環境さえあれば…
状況が一変する子は沢山いるんじゃないのか?
そんなことを思うのです。
学校では、
そういう会議や相談ってするんですかね?
勉強が全てではない。
しかし、
我々教員がそれを口にするのは単なる責任逃れでしかないし、
勉強が出来れば高校の選択肢、
その先の大学、就職の選択肢も広がり、
その子の人生が大きく変わる可能性がある。
だから、
この現状を看過してはいけないのではないのか?
そんなことを思うのです。
繰り返しますが、
「じゃあ、君はそれを出来ているのか?」
と言われれば至らぬ点ばかりです。
しかし、
少なくとも目の前の生徒をちゃんと見ないなんてことは絶対にしません。
と、
ちょっと色々思うことがあって勢いそのままに書いたブログでした。
批判記事で書いたつもりではないのですが、
まぁ…
そう受け捉える内容ですね(-_-;)
とにかく、
私たちは自分で出来ることに全力を尽くすのみです。
さ…
今日も頑張りましょう。
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