2022夏期Aug09:全国大会観戦記

今日も平常運転で夏期講習が続いていますが、
完全なる余談ブログです<(_ _)>

先週の4日から私はお休みを頂き東京に行ってきました。
目的は息子のチームのフットサルの全国大会です。
今回はチームの事情もあり、
全国大会に導いて頂いた指導者の方がやむを得ず参加出来ませんでした。
それにより私もベンチに入らせて頂き、
本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。

結果的には予選リーグ3戦全敗…
しかし、
負け惜しみではなく選手たちはよく頑張ったし、
次につながる大会だったと思います。
まぁ…
その辺の詳細は書いても興味がない方が多いと思うので割愛しますが、
どの競技にも通ずることとして感じたことは

やはり基本は大切

だということです。
そして、
秋田ゆえの環境的なハンディを跳ね返すにはそれなりの意識と実践が不可欠だということです。

まずは基本について。
フットサルはサッカーよりコートが狭いため、
1つ1つのプレーがゴールに直結します。
攻撃面でも守備面でも。
そして、
全国大会を目にして感じたのはやはり止める、蹴るがしっかりしていることを痛感しましたし、
ディフェンス面ではしっかり身体をはっていました。
息子のチームでも、
今回の全国に向けてある程度の準備をして臨んだのですが、
「ある程度」では全く足りなかった(-_-;)
それが率直な感想です。
願わくば…
5年生以下の子どもたちには今回の経験をしっかり来年に活かして、
来年も全国を目指して頑張って欲しいなと切に思いました。

そしてもう1つです。
息子のチームの予選リーグの同組は、
東京、大阪、沖縄
の3チームでした。
ちなみに各都県の人口に着目すると、
東京(人口1位/15歳以下人口1,477,371人)
大阪(人口3位/15歳以下人口1,165,200人)
沖縄(人口25位/15歳以下人口246,313人)
秋田(人口38位/15歳以下人口124,061人)
※15歳以下人口は最新データが見つけられなかったので2010年度の数字
です。
単純に東京、大阪には約10倍。
大阪には約2倍の同年代の子どもがいるわけですが、
当然その数字は競技人口にも表れるでしょう。
※他県からも選手を引っ張るような私立高校とかクラブは話が別
事実、
今回の大会でもベスト8に進んでいるチームのうち、
山口県代表以外は人口でもTOP10に入っている都県の代表でした。
だって…
競技人口が増えればその分色々な能力を持っている子が単純に増えますし、
地区大会を勝ち上がる為の競争も激化します。
サッカーで言えば昔は静岡。
最近だと千葉、埼玉あたりでしょうか?
全国で勝つより地区大会を勝ち上がる方が難しいなんて言われたりもします。
そういう中でも何とか勝ち上がる為には、
逆に秋田ゆえの強みを作っていくことが不可欠だろうと思います。
例えば環境。
秋田は雪国であり、
外で練習できる期間が他の都県よりも限られます。
※勿論同じ条件の都県は他にもあります。
が…
小・中・高校の体育館は割り当てが限られ、
そもそも練習場所がないという問題に直面するチームが種目問わず沢山あります。
なら…
そういう環境を整えるのも行政の役割の1つだと思うのですが、
どうでも良いハコモノには税金をがんがんブッコむのに、
未来を担う子どもたちの「今」を大切にするためのハコを作るという発想は無いようです。
話が逸れたので戻します。
少子高齢化もそうだし、
そもそもの人口減というのは本当に色々な所に影響してきます。
※その現実にどれだけ自治体の偉い人たちが気付ているかは分かりませんが(-_-;)
ならば…
人数的に圧倒的に劣る中でどのような意識でトレーニングに励むのか?
人数的な差をどのように埋めていくのか?
競技問わず、
そういうアイデアが無いとかなり厳しくなるのだろうなと感じました。

そして、最後に…
やはりトップレベルのチームは見ているだけで本当に楽しかったです。
お金を払っても惜しくない…
そういう試合もありました。
私の中での今大会のベストシーンは、
福島県の会津サントスFC。
一人退場者を出した場面で、
※審判のジャッジも少し不憫に感じましたが…
選手は不満を口にすることなく、
必死にコミュニケーションを取りながら全力で走り、
全力で守っていました。
少年サッカーを見て涙が出そうになるほど胸が熱くなったのは初めてでした。
やはりサッカー、フットサルは良いな~と。
そんなことを改めて思わされました。

おまけ①
こういう舞台に立っている子どもたちが本当に羨ましい…
何度も何度も思いました。

おまけ②
そしてこういう舞台に連れてきてもらった選手に、
更にはベンチに座らせて頂く機会まで頂いたチームの指導者、父兄の皆さんにも、
ただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。
有難うございました。

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