結果を正しく受け止める

この後中学1年生の授業がありますが、
その前に…

先日実施された受験生の実力テストの返却が始まっています。
月曜日の一斉で(勝平では先週土曜日の補習で)、
改めてテスト結果の受け止め方を伝えてましたが、
その話をもう忘れてしまっている子がいるので、
改めて…
※半べそかいて報告してくる子がいましたので。

まず、
テスト結果は毎回UPに越したことは有りませんし、
私自身もそれを目標にして日々の指導に向かっています。
でも…
実際それはかなり難しいわけです。
例えば、
超一流のアスリートであっても練習したらした分だけタイムを出せるのか?
例えば、
超優秀な人だったら勉強したらした分だけ点数が上がるのか?
そうではありません。
上昇カーブを描いた後に、
一度沈んでしまう時だってあります。
上がった!
そう喜んでいたら今回は下がってしまった…
そういうことだってあるのです。
中には…
やれどやれど中々成果が出ずに、
我慢の時を強いられることだってあります。
※私の大学入試時が思いっきりこれでした(苦笑)

そう…
そういうものなのです。
でも、

だから良いんだよ!
気にすんな!
ってことではありません。

これまでも何度も何度も言ってきましたが、
点数は上がるべくして上がるし、
下がるべくして下がるのです。
だからこそ、
答案用紙が返却されたら、
その答案用紙としっかり向き合う必要があるのです。
※なぜ弱い部はいつまでも弱くて、「次がんばろーぜ!」しか言えないのかって話をしましたね?

どこを、どうして間違えているのか?
純粋に力不足で分からなかったのか?
取れるはずの問題を落としたのか?
点数が上がった理由は何か?
下がったのなら、
言い訳ではなくどうして下がってしまった要因は何なのか?

そういうことをちゃんと考える。
その為に、
答案用紙と真剣に向き合う必要があるのです。

現状…
上がっている子もいる一方で、
✓前回大きく上がった故にその反動で点数を落としてしまった
✓平均点の変動に合わせて下がってしまった
というこもいます。
逆に、
点数をしっかり伸ばしている子は、
継続的な努力が出来ていて、
勉強との向き合い方がいよいよ受験生らしいというよりも、
本気度がこちらにもガンガン伝わってくるような姿勢で日々取り組んでいる…
そう感じます。
※中には「ラッキーで上がってしまった」という子がいるのも事実です。まぁ、実際は上がったというより前回結果に要因があるケースが殆どですが。

何度でも、
何度でも伝えますが、

点数に一喜一憂するのではなく、
次に向けて何をすべきなのか?
今の自分は、
何を変えるべきなのか?

そこに一番意識を向けるべきなのです。
先程報告を受けた子は…
未だに帰宅後に携帯をいじっている時間があるそうです。
未だに朝ギリギリに起きて学校に向かっているそうです。
未だに個別の宿題も直前にやっているし、
未だにCTも不合格の方が多いです。
勿論…
自分なりには頑張っていると思っているようでしたが、

受験生なんだから勉強を頑張るのは当たり前

なんです。
でも…
上記のような状況を踏まえて、
本当に頑張っていると言えるのでしょうか?
携帯いじって動画を見て…
SNSをやって、てっくとっくを見て…
そろそろ寝なさい!
なんて親御さんにストレスをかけて。
そんな状況で本当に

頑張ってます!

なんて言えるのでしょうか?
私なら言えない。
※中にはそういう状況でも結果を出せる子はいます。俗にいう「勉強のセンスに恵まれている」とか「地頭が良い子」ってやつです。でも、そういうレアケースを取り上げるのはおかしい話です。

結果を受けて、
一次的に凹んで終了…
そんなのはもう終わりにして下さい。
自分で叶えたいものがある。
ならば、
まずは変わるべきは自分です。
変わるべきは自分の行動です。
そして、
それを実践したその先に…
本当の成長が有り、
自分には本当の強さってのが備わっていくのです。
誰でもない自分の為に…
頑張れ、17期生。

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