July.05②テスト直しの意味…

最新情報 ※7月5日更新
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先週の定期、実力テストを終え、
少しずつテスト直しノートの提出が始まっています。
が、

改めて皆さんに伝えておきます。

★義務感だけで提出するなら、意味が無いのでやる必要がありません。
これまでもテスト直しノートに関しての多々コメントしてきたのが、
「テスト直しなのに、再度解き直しをして正答を確認しないのですか?」というものです。
例えば、

They are  an English teacher .

という間違えをしてしまった子が、
その解き直しで、

They are English teacher .

と書いて、
直しノートを提出するわけです。

おいおい(-_-;)

と思いますが、
なぜこういうことが起こるのでしょうか?
それは、
しっかり考えることなく、
自身の答案用紙と解答を見比べて、

あ、自分の答案には「an」がついている

という、
一発で目に入ってきた情報だけで判断したからです。
本当であれば…

まずはなんで間違えた?
あ~…主語が「They」なんだから、aやanは名詞の前につかないじゃん。
ということに気付きます。
で、その後…
ということは、
anを取るだけでなく、
名詞も複数形にする必要になるからteachersになるな…
と気付き。
そこまでちゃんと考えて、

They are English teachers .

となるし、
複数形にするのを忘れたとしても解き直しの後に解答で確認すれば、
複数形にするための”s”が抜けていることに気付くはずなのです。

そう…
解き直しで間違えても良いんですよ。
良いんだけど、
その間違えに自分で気付くことが大切なんです。

でも、それに気づかない…
いや、気付こうとしていないんです。
だって…
あり得ますか?
〇つけをしない勉強。
あり得ますか?
間違えた答えを書いて終わる勉強。

どうしてそんな「ありえないこと」が起こってしまうのかというと、

そもそも出来るようになるための勉強にしようとしていない

からに他ならないのです。

なにもね…
勉強が大好きで大好きでたまらない子になりなさい!
とか、
ゲームより野球より勉強が趣味ですというこになりなさい!
とかね…
思ってないんです(笑)

中にはね?
いますよ。

勉強は楽しいんだよ!
なんでこんなに楽しいことをやらないのか?

ってね。
でも、
それはその人の価値観だし、
みんながみんな最初からそう思っているわけではない。
じゃあ、
勉強の楽しさに気付くには…
勉強の楽しさを発見するには、
何が大切か?
それは、

出来たという自信

です。
出来るようになって、
分かるようになって、
それで初めて楽しさが分かるんです。

だから…
テスト直しだって、
ちゃんと出来るようになること、
ちゃんと分かるようになることが一番の目的でなければいけない…
私はそう思うのです。

ここからテスト直しに取り組む子は多いでしょう。
が…
良いですか?
義務でやるのはやめましょう。
義務でやるくらいなら、
やらない方がよっぽど良い。

どうせやるなら…
ちゃんとやろうよ。

私はそう思うのです。

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