本を読もうかと思うのですが…

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一昨日…
受験生のある男の子が職員室に来て、
私に言いました。

先生…
国語を上げたいので、
本を読もうかと思うのですが…
※実際はもっと長い話ですが、ここでは省略します。

その子の発言を聞いて、
片隅で大器先生はニヤニヤしていましたが、
そのニヤニヤの理由をちょっと書こうかと思います。

この時期の3年生を見ても、
普段から言われていることを踏まえて学習できている子もいれば、
そうでない子もいますので…
まず、
コロナ禍に揺れた春休みに私は受験生にこう言いました。

国語は点数を上げるのに一番時間がかかると先生は思ってる。
あくまで俺はね?
だから、
国語の点数を上げたければ、
まずは秋口まではこういうことをやってね?
そんで、
秋口になったら次にこういうことをやるから。
その時には、
改めてそのやり方をちゃんと伝えるから。

で、結果的に…
その「言われたこと」を継続してきたかどうかは、
自分自身が一番分かっているでしょう。
すると、
その「言われてきたこと」をやってない時点で

なんで自分は国語の点数が伸びないんだ…

なんて言われても、
私からはその発言自体が理解できないわけです。
厳しい話ですが。
だって…
こういうことを継続すれば上がるよ。
時間はかかるけど。
ということを伝えていたわけですから。
これが、

先生、
言われた通りに半年間やってるのに、
全然成果が出てこないんです…

と言われるのなら話は分かるんです。
でも、そうじゃない。
必要なことをやっていないから、
出来るようにならない…
まずは、
その当たり前の事実を受け入れるべきなんです。

でも、ここで…
人間というのは「楽な方法」を求めてしまうのです。

もっと楽な方法があるんじゃないか?
もっと短期間で何とかする方法があるんじゃないか?

と。
でもね…
考えてみて下さい。

そんなものはないから、
みんな苦労しているんです。

中にはいます。
比較的短期間で成果が出てくる子も。
今年の3年生でも、
★全国入試(電話帳ね?)
★毎回の実力、模試の直し
この2つを言われた方法できっちりやり切る中で、
早々に数字に結び付けてきた子たちがいますから。
※でも、今後もアップダウンはあります。それもちゃんと理由があるので。

でもね…
そんな簡単じゃないんですって。
大体にして高校入試は5教科です。
仮に英語で100点取っても、
他が50点なら厳しいんです。
得意教科(得点源の教科)を作りつつ、
全体的な底上げをしなければならない…
そうすると、
毎日毎日5教科出来るわけではないから、
計画も必要になってくるんです。

話を戻します。
じゃあ、
国語で短期間で成果を出せないのか?
って話ですが、
私は「文法以外は無理」って思っています。
※勿論一部例外の子はいます。それは当たり前です。元々国語のセンスを持っている子です。
今でも。
文法は速攻ですよ。
これも、
いつも言っている通りです。
あれは簡単。
コツさえつかめば誰でも取れます。
※去年の入試の文法問題が正答率55%です。あの問題は絶対に落としません。やれば。そういう積み重ねが結局は5科勝負になった時に勝負を分けるんですが。

でも…
それ以外の読解、作文は、
継続的に取り組まなければそんな簡単に力なんて尽きません。
※あくまで基本的な解法テクニックは存在しますが、それだって練習を重ねなければ出来る様になんてなりません。スポーツと同じですよ。1回やって誰でも出来るんなら、全員秋田高校ですから。
そして、
必殺技なんてのも存在しません。
敢えて言うなら、
出来るようになるまで、
分かるようになるまで、
やり続けるのが必殺技
です。
しかも…
そのやり方はちゃんと伝えているわけですから。
そして、
その中で私は「読書をすること」なんてのは一言も言ったことがありません。
※教養を高めたり、趣味で読書をするのは良いんです。ただ、中学3年生が読書をすることで国語の得点に結びつくような効果があるかと言えば、私は無いと思います。

じゃあ、どうするか?
私から言えるのは1つだけです。
やるべきこと、
国語の点数を上げる為の方法は教えているし、
実際にそれで上がっている子がいます。
私は全員の国語を短期間で上げるなんてマジックは持っていませんので、
あくまでやるのは受験生である君が、
やるべきことをちゃんとやれば上がります。
然るべきタイミングで。
でも、
それが遅過ぎたら意味が無いんです。
だったら…
より本気でやって下さい。
より集中してやってください。
毎回渡している解説書は何のためなのか?
それを考えて下さい。

今年の3年生の作文添削を継続している子も、
着実に、
一歩ずつ前進しています。
※たまに、かなりおもろい文章を書きますが(笑)
でも、
それが成長なんです。

そのスピードに個人差はあれど、
出来るまで、
分かるまでやり切れば必ず成果が出る。
それを忘れないでほしいと思います。

最後になりますが…
最近小学生の保護者様からも同様のご相談を頂くことが増えています。
いや、正確にはここ数年で増えてきたように思います。
その中で、
本を読ませた方が良いですか?
というご相談も頂きますが、
読ませても意味がないと思います…
というのが私の持論です。
※未就学児は除く。
それよりも、会話…
親の問いに、子どもが答えられているか?
ピントがズレたことを答えていないか?
まずはそこが基本と思います。

この辺は、
来春の保護者会で是非時間を取って、
思いっきり私見をお話したいと思います。

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