気持ちだけでは変われない…

意志が強い人
とか、
意志が弱い人
とか…

そういう言葉を耳にすることは少なくありません。
※ここでは意志と意思の違いは置いといて…
そして、
確かに自分の周りにも、
意志が強い人とそうでない人ってのはいるように思います。
が…
その違いって何なんでしょうか?
何をもって意志が強い、意志が弱いって定義するのでしょうか?
私は、
思っていることを実行に移せる度合いが強い人…
そういう人が意志が強い人だと思います。

では、意思が強い人と弱い人…
つまり、思ったことを実行に移せる人とそうでない人がいるのはなぜなのか?
その差は何によって生じているのか?

理由は1つではないでしょう。
生まれ育った環境…
つまり、親の性格や考え方も影響するでしょうし、
自身がどういう経験を積んできたかにもよるでしょう。
学校の先生や習い事の指導者にもよるでしょう。

では、視点を変えて…
どうすれば意志が強くなれるのでしょうか?
思ったことを実践に移す為には、
何をすべきなのか?

先週の中1の一斉授業では、
そういう話をしました。
※今の気持ちを忘れずに、今の想いを実行に移す為には何が必要なのか?って話をしましたよね?

が…
週を跨いで迎えた今週の個別指導で、
宿題をやって来ない子が早速6名いました。
そして、
その子たちの状況ですが、
4名は今回の定期結果が中1の在籍生の下から4人
です。
あとの2人も、
前回結果から落としており、先週の木曜日には、今回のテストに向けての取り組みで反省すべき点があるという自覚があるという意思表示をしていた子
です。

何が言いたいか?

昨日のブログにも書いた通り、
結果というのはそこに至る過程の結果でしかなく、
思うような結果が出ないということはその過程がそうなっている…
つまり、
結果が出る様な努力、準備が出来ていないってことです。
そして、
今度こそは!
そういう思いを抱いたはずなのに、
ものの数日でそれをすっかり忘れ、
個別指導の宿題もやってこない…
それでは、
次の結果も既に目に見えてしまっていると思いませんか?

ってことです。

昨日も…
だいきT、いけTでそのことについて話しました。
結構な時間。
私達は必ず、
結果が出る前に過程段階での対策特訓とテストに至る過程を振り返り、
結果が出た後でも同じことを繰り返します。
それは、
結果が分かった後での振り返りは、
どうしても結果論になってしまうからです。
※まぁ、結果論は結果的に正しいものになるってのは置いといて。
で、
その中でもやはり焦点になるのは現状で点数的にも、取り組み的にも停滞している子たちです。
だから、
出来るだけ手取り足取りにならないように…
やるべきことを明確にしながら、
方法論を説明しながら、
自身の努力で前進してもらう為のサポートってのを追求しています。
が…
自分自身にそもそもの意志がなければ話にならないし、
その思いを実行に移す「意志が強い人になるんだ!」って気持ちが無ければ、
前進するはずもないのです。

これは1年生に限った話ではありません。
中2でも中3でも…
もっと言えば、
小学生でもそうですし、
高校生でもそうです。

やるべきことをやらずして成長出来ないのは、
当たり前でしょ?

ってことなんです。

思うことは誰でも出来ます。
でも、
それを実践しなければ、
何も変わらないのです。
気持ちだけではなく、
行動する…

今一度そういう意識で日々を過ごして欲しいと思います。