テスト直しノートに「今」着手して下さい

現在…
キャンパスNEWS12月号を作成していますが、
昨日書いた記事がタイムリーなので、
「今」ブログにもアップしておきます。

いつまで同じことを繰り返す?

  テスト直しノートに“今”着手して下さい

 

11月17日(火)は中学2年生の一斉授業日でしたが、泉中の定期前日だった為、テスト前の生徒はフリーでテスト勉強とし、テストを終えた生徒はテスト直しを実施するように事前に指示していました。そして、その日…帰宅時には5教科のテスト直しを完成させ、提出した生徒がいました。勿論、点数によって直す分量は異なりますし、その完成度に関して私から指摘した部分もありましたが、何より評価すべきはその意識です。「テスト直しノートはやった方が良い」のは皆分かっています。テスト返却直後には「今度こそはちゃんとやろう!」とも思っているはずです。しかし、帰宅してご飯を食べると、「やっぱり明日やろう」になり、その翌日には「どうせなら5科返却されてからやろう」となり、結局5教科揃った頃には「今日は家庭学習があるから」や「明後日までの宿題があるから」とあれこれ言い訳をして、結局はまたテスト直しもやらずに次回の定期テストを迎える…そのようなことが無いように「」です。まだやっていない子は、これを読んでいる正に今からでも着手して欲しいと思います。

そして、テスト直しの内容に関してです。テスト直しの目的を明確にし、じっくり時間をかけて取り組んでいる子がいる一方で、「先生や親に言われたから、しょうがないから提出する為にやっている」、「明確な目的もなく、とりあえずでやっている」という子も目につきます。そういう子に共通してみられる傾向は、

★テスト直しノートなのに、解き直しだけやり、しかもまた間違えたままノートを提出している。

★とにかく誤字、脱字が多い。提出前に自身が取り組んだテスト直しノートの見直しすらしていない。

★分からない問題について教科書や参考書、辞書で調べることすらせず、ただ正答を書く…もしくは、解説を丸写しで終了。

といったものです。そして、そういう子の学習はテスト直しだけでなく、普段からそういう取り組みになっています。確実に。それ故に定期テストでも結果が出ないわけです。

テスト直しというのは、今回のテストの間違えた問題の直しを行うことだけが目的ではありません。テスト直しをすることで自分が間違えた単元、問題を明確にして、その類題で演習する。自身が何点分安易なミスで落としたかを具体的に数値化する。テスト直しをやることで普段の学習の取り組みを見直す…こういった作用があり、だからこそテスト直しには非常に大きな意味があるのです。

ということを書きました。
同じことを繰り返したくない…
そう思う子は、
結果を待たず、
出来ることから、
「今」はじめましょう。